3.1.16 コンプライアンス・チェック時のリソース使用率の向上
Oracle Orachk/Oracle Exachkでは、コンプライアンス・チェックにデータベース接続プーリングが使用され、リソース使用量が最適化されるようになりました。
デフォルトでは、Oracle OrachkおよびOracle Exachkは、SQLエージェントと呼ばれる専用のデーモン・プロセスを使用してDB接続プーリングを維持し、問合せを効率的で継続的に実行できるようにします。Oracle OrachkおよびOracle ExachkのSQLエージェントで問題が発生した場合、どちらもSQL*Plusにフォールバックし、問合せ実行ごとに新しいDB接続を確立します。
Oracle OrachkおよびOracle Exachkのログまたは画面出力にバグまたは偽陽性/偽陰性が見つかった場合は、
-use_sqlplus
オプションを使用します。このオプションは、SQLエージェントを使用した検出またはチェック実行の処理中に、DB接続の問題またはエラーに対処し、サービスの中断を防止するために特に役立ちます。# orachk -use_sqlplus
# exachk -use_sqlplus
永続的な問題については、My Oracle Supportに連絡して、誤った動作を報告して解決してください。
コンプライアンス・チェックの詳細は、「コンプライアンス・チェックの実行」を参照してください。