ユーザー、ワークスペースまたはフォルダ・スコープによる接続の編成
ワークスペースおよびフォルダ・スコープの接続情報および設定は、そのプロジェクトのコードとともにプロジェクトに格納できます。これにより、複数のVisual Studio Codeユーザーがソース管理されたプロジェクトを介して接続情報を共有することもできます。
接続情報および設定は、ユーザーのVisual Studio Codeのsettings.json
ファイルのユーザー・スコープに格納できます。ワークスペースが現在開いている場合は、ワークスペース内の設定ファイルのワークスペース・スコープにも格納できます。また、ワークスペースのフォルダ内の設定ファイルのワークスペース・フォルダ・スコープに格納することもできます。
Visual Studio Codeワークスペースが開いている場合、ワークスペースまたはフォルダ・スコープで作成された接続はOracle Database Explorerに表示されます。ワークスペースが閉じられるか、別のワークスペースが開くと、Oracle Database Explorerでそれらの接続は表示されなくなります。
Visual Studio Codeユーザーおよびワークスペース設定の詳細は、次を参照してください。
https://code.visualstudio.com/docs/getstarted/settings
接続のスコープを設定するには:
-
プラス(+)記号をクリックして新しい接続を作成することで、Oracle Database Explorerで接続を作成します。
-
接続ダイアログの上部にある「User」、「Workspace」または「Folder」タブを選択します。「Workspace」スコープは、ワークスペースがVisual Studio Codeで開いている場合にのみ表示されます。ワークスペースにフォルダが含まれている場合、フォルダ名は「Folders」ドロップダウンから選択できます。
注意:
接続のスコープは、作成時にのみ設定できます。後から変更することはできません。たとえば、「Update Connection」メニュー項目を使用して後から変更することはできません。
-
識別しやすいようにワークスペースまたはフォルダ名を接続ノードの名前とともに含める場合は、「Append 'workspace' to connection name」または「Append folder name to connection name」を選択します。
-
Oracle Databaseへの接続またはOracle Autonomous Database (ADB)への接続のステップに従って、接続ダイアログへの入力を続行します。
注意:
ワークスペースまたはフォルダ・スコープとの接続ではパスワードを保存できません。