レプリケーションの保護ポリシー

保護されたデータベースのレプリケーションが行われるのは、次の条件が満たされる場合です。

  • アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで、レプリケーション・サーバー構成によってダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスとして動作するリカバリ・アプライアンスが指定されていること(CREATE_REPLICATION_SERVER)。

  • アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで、保護ポリシーがレプリケーション・サーバー構成に関連付けられていること(ADD_REPLICATION_SERVER)。

  • アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで、レプリケーション・サーバー構成に関連付けられている保護ポリシーに保護されたデータベースが割り当てられていること(ADD_DB)。

  • ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスで、レプリケートされたバックアップの保護ポリシーが存在し(CREATE_PROTECTION_POLICY)、保護されたデータベースがそれに追加されていること(ADD_DB)。

アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで保護ポリシーの構成が完了すると、リカバリ・アプライアンスはポリシーで保護されている各データベースの最新の全体バックアップのみをただちにレプリケートします。バックアップは、受信された直近のレベル0バックアップか、受信された直近のレベル1バックアップに基づいた仮想全体バックアップのいずれか新しい方です。アップストリーム・リカバリ・アプライアンスは、新しいバックアップを受け取るとそれをレプリケートします。