Oracle Analytics Publisherレポートのスケジューリング

リカバリ・アプライアンスには、事前作成された次のOracle Analytics Publisher (OAP)レポート(以前はBI Publisher)が用意されています:

規則的なスケジュール(毎週など)で自動的にレポートを生成するようにOAPを構成し、バックアップ管理チームに電子メールでレポートを送信することをお薦めします。この章に説明されている技法を使用して、必要に応じてレポートを生成することもできます。

OLPでリカバリ・アプライアンスのレポートをスケジュールするには:

  1. OLPカタログで、リカバリ・アプライアンスのレポートがある場所(「共有フォルダ」->「Enterprise Manager Cloud Control」->リカバリ・アプライアンス・レポート)に移動します。

  2. リストされているレポートのうち、それぞれの説明の下に、オープンスケジュールジョブジョブ履歴などのアクションがリストされています。

  3. 説明の下にある特定のレポートについて、「スケジュール」アクションを選択します。

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  4. レポート・ジョブのスケジュール・ページには、いくつかの情報画面があります。

    • 「一般」タブ: レポートへのパスと、レポートの実行対象となるリカバリ・アプライアンスを選択するためのドロップダウンが表示されます。

    • 「出力」タブ: 「出力をパブリックに設定」「再公開用にデータを保存」および「配信前に出力を圧縮」のチェック・ボックスがあります。「出力」領域では、特定の出力製品の名前、形式(HTML、PDF、Excel .xlsx)、ロケール、タイムゾーンなどを定義します。「宛先」領域は、レポートの送信先を定義します。

    • 「スケジュール」タブ: ジョブ頻度(すぐに実行するか、将来実行するか)を決定するためのコントロールを提供します。「トリガーの使用」を使用すると、ジョブを条件付きで実行できます。スケジュールされた時間になると、トリガーがチェックされます。トリガーからデータが返された場合、ジョブが続行されます。データが返されない場合、そのジョブはスキップされます。再試行の制限、一時停止時間など、トリガーに対して追加の制御を設定できます。

    • 「通知」タブ: 生成されたレポートを受信する電子メールまたはHTTPサーバーを示します。

    • 「診断」タブ: いくつかの診断ツール(「SQL実行計画の有効化」「データ・エンジン診断の有効化」「レポート・プロセッサ診断の有効化」「統合ジョブ診断の有効化」)のチェック・ボックス項目が表示されます

関連項目:

Oracle Analytics ServerでOracle Analytics Publisherを使用してレポートをスケジュールする方法を学習するには、スケジューラを構成してください。