14 リカバリ・アプライアンスでのバックアップのレプリケート

この章では、障害回復用のリカバリ・アプライアンスのレプリケーションについて説明します。ここでは、レプリケーション・トポロジの例を示し、レプリケーションを構成するための3つの異なる方法について説明します。

  • Cloud ControlまたはEnterprise Management: ご使用の環境でこのようなツールをすでに使用している場合は、このソリューションがレプリケーションに適している可能性があります。

  • レプリケーションに関連するRACLIコマンド: これらのコマンドは、管理者が構成および管理をしやすくする、いくつかの基礎となるステップのラッパーであるため、このコマンドライン・ソリューションは、レプリケーションのほとんどの状況に適しています。RACLIの環境では、ユーザー権限およびロギング処理をより詳細に管理できます。

  • レプリケーションに関連するDBMS_RAプロシージャ: DBMS_RA APIソリューションは、カスタム・プログラミングおよび自動化が設定されている環境に適しています。これを使用すると、そのようなシステムと緊密に統合できます。DBMS_RAは、最初に提供された機能で、Cloud ControlおよびRACLIのラッパー関数によって呼び出されるAPIであるため、より煩雑ですが信頼性は高くなります。