Kerberos認証およびリカバリ・アプライアンス
リカバリ・アプライアンスのOSユーザーは、Kerberos認証で検査できます。
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KerberosでOSユーザーを認証するには、データ・センターのプロセスに従ってリカバリ・アプライアンス・ノードを構成します。
Kerberosユーザーは、次のグループに属している必要があります:
raadmin
dbmusers
oinstall
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クラスタ内のすべてのリカバリ・アプライアンス計算サーバー・ノードで、Kerberos認証済ユーザーがアクセスできることを確認します。
getent passwd <USER_NAME>
これにより、クライアント構成がネーム・サービスに対して正しく、ユーザーが存在することが確認されます。
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リカバリ・アプライアンスから、コマンドを発行して、そのKerberosユーザーを
admin_user
として追加します。racli add admin_user --user_name=USER_NAME [--user_uid=USER_ID --user_gid=GROUP_ID]
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--user_name
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RACLI管理グループに追加するシステム・ユーザー名。
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--user_uid
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新しく作成した管理ユーザーのユーザー識別子を設定します。値は1003以上にする必要があります。
RA 19.x以降のインストール時に、
ra_preinstall.pl
を使用してraadmin
uid
を定義できます。 -
--user_gid
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新しく作成した管理ユーザーの初期ログイン・グループ識別子を設定します。グループ番号は、既存のグループを参照している必要があります。値は1003以上にする必要があります。
RA 21.1以降のインストール時に、
ra_preinstall.pl
を使用してgid
を定義できます。
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