racli add storage_cells

ストレージの場所を拡張するため、新規のRecovery Applianceストレージ・セルを準備します。

構文

racli add storage_cells --cells=cell1,cell2,...celln [--priority=high]

オプション

--cells

準備するストレージ・セル名のカンマ区切りリスト。

--priority

リバランスの優先度レベルを示します。デフォルト値は、lowです。low = 4。high = 32。

このコマンドは、リバランスの完了後にのみ実行する必要があります。

詳細

ストレージの場所を拡張するため、新規のリカバリ・アプライアンス・ストレージ・セルを準備します。

  • 新規のストレージ・セルは、既存のストレージ・セルと同じバージョンのExadataイメージである必要があります。

  • 新規のストレージ・セルには、関連付けられたデータベースがあってはなりません。これがその場合かどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。

    cellcli -e list database

この例では、リカバリ・アプライアンスにcellhost1およびcellhost2という名前のストレージ・セルが追加されます。

racli add storage_cells --cells=cell1,cell,...celln2