racli create replication_server
(存在しない場合は) RA1用のレプリケーション・サーバーおよびレプリケーション・ウォレットを作成し、ペアになるターゲット・リカバリ・アプライアンスであるRA2用のレプリケーション・ユーザーを作成します。
このコマンドはRA1から実行されますが、RA2でadmin_user
タイプのレプリケーション・ユーザーも作成されます。
構文
racli create replication_server --target_host=FQDN [--type=bidirectional] [--certificates=LIST ] [ --remote ]
オプション
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--target_host
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ペアにするターゲット・リカバリ・アプライアンスの最初のノードの完全名を指定します。
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--type
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レプリケーションのタイプを指定します。指定しないと、設定は一方向になります。
bidirectional
という値は、双方向レプリケーションの設定に使用します。 -
--certificates
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TLSが有効になっている場合に、証明書のフルパスのリストを指定します。このリストには、使用中のすべてのダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスの証明書を(スペースなしで)カンマで区切って指定する必要があります。
次に例を示します。
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両方のリカバリ・アプライアンスでTLSを使用しています。
--certificates=/raacfs/raadmin/config/cert/raCA.pem,/tmp/bristol.pe
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一方向レプリケーション、つまり1つのリカバリ・アプライアンスでTLSを使用しています。
--certificates=/radump/raCA.pem
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--remote
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リモート・ノードでのレプリケーション・サーバーの作成を指定します。