racli install appliance
構文
racli install appliance --step={ STEP_NUMBER | ALL } [--import=IMPORT_BUNDLE_PATH]
オプション
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--import
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インストールに使用するRAエクスポート・バンドルの場所を指定します。
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--step
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実行するアプライアンスのインストールのステップ番号を指定します。すべてのステップの値範囲は1から7またはallです。
ステップ番号:
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ハードウェアおよびプラットフォームを検証および構成します。
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ファイル・システムのプロパティおよびユーザーとグループの設定を含む、オペレーティング・システムの構成を行います。
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oracle
オペレーティング・システム・ユーザーを構成します。 -
データベース・ファイル・システム(DBFS)マウントを作成し、TNS別名を構成し、通信に必要なウォレットを設定します。
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テープ・バックアップ・システムが検出された場合、Oracle Exadata Deployment Assistantのテープ・ライブラリの接続性ページで指定した詳細を使用して、アプライアンスを検証および構成します。
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リカバリ・アプライアンス・カタログ・データベースのバックアップを構成して、バックアップを実行するための資格証明を作成します。カタログはリカバリ・アプライアンス・ディスクに自動スケジュールでバックアップされます。
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raadmin
パスワードの入力が求められます。 前のステップでインストールしたすべてのリカバリ・アプライアンス・サービスを起動します。このステップ中にリモートのroot
およびoracle
アクセスを削除します。
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詳細
リカバリ・アプライアンス・ソフトウェアにソフトウェアをインストールします。
racli install appliance
を実行する前に、次を実行します。
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現在のすべてのインストール・パッチが
/u01/ra_install/linux-x64/WorkDir
ディレクトリにステージングされていることを確認します。 -
ra_preinstall.pl
およびinstall.sh
スクリプトが実行され、正常に完了していることを確認します。
ステップが失敗した場合は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。
例
次の例では、ソフトウェアのインストールのステップ2のみが実行されます。
racli install appliance --step=2
次の例では、ソフトウェアのインストールに必要なステップのすべてがシステムおよび構成の設定に基づいて実行されます。
racli install appliance