racli uninstall appliance

インストール中にステップを戻します。

構文

racli uninstall appliance --step={ STEP_NUMBER | ALL }

オプション

--step

実行するアプライアンスのアンインストールのステップ番号を指定します。すべてのステップの値範囲は1から7またはallです。

ステップ番号:

  1. ハードウェアおよびプラットフォームの構成を解除します。

  2. ファイル・システムのプロパティおよびユーザーとグループの設定を含む、オペレーティング・システムの構成を解除します。

  3. Oracleオペレーティング・システム・ユーザーの構成を解除します。

  4. ファイル・システムのマウントを削除し、TNS別名の構成を解除し、通信用のウォレットを無効にします。

  5. テープ・バックアップ・システムが検出された場合、テープ・バックアップに使用されるリソースの構成を解除します。

  6. リカバリ・アプライアンス・カタログ・データベースのバックアップの構成を解除して、バックアップを実行するための資格証明を削除します。

  7. インストールされているすべてのリカバリ・アプライアンス・サービスを停止します。

詳細

インストール中にステップを戻します。

通常、エラーを検出し、修正後にステップを再実行する必要がある場合に使用されます。アンインストールは逆の番号順に実行する必要があります。

ノート:

失敗したインストール・ステップのためにuninstallコマンドを実行する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡することをお薦めします。

次の例では、インストール手順のステップ3のみを元に戻します。

racli uninstall appliance --step=3

次に、インストール手順のすべてのステップを逆の順序で元に戻します。

racli uninstall appliance