racli update appliance
リカバリ・アプライアンス・ソフトウェアを更新します。
構文
racli update appliance [--ignore_incidents]
詳細
このコマンドにより、"racli patch appliance"と"racli upgrade appliance"が置き換えられ、更新がパッチかアップグレードかが決定されます。すべての事前チェックを実行します。事前チェックに合格した場合は、パッチまたはアップグレード・ステップに進みます。更新が途中で失敗し、識別されたエラーが修正されると、このコマンドは再実行可能になり、失敗したステップが続行されます。
アウトオブプレースのパッチ適用が、ゴールド・イメージとDBホームの両方に使用されるようになりました。ゴールド・イメージは、指定されたステージ・ディレクトリまたはデフォルトの場所である/radumpに事前にステージングしておく必要があります。事前チェック操作では、これが探されて、存在しない場合はすぐに停止します。
:/raacfs/raadamin/tmp/からこのコマンドを実行しないでください。これは、CRSが停止するとパッチ適用が失敗するためです。
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adminユーザーまたはrootユーザーとして、ソフトウェア・リリースzipファイルをステージングします。$ scp <ZIP_FILE_NAME> <USER>@firstnode:/raacfs/raadmin/tmp/ -
adminユーザーまたはrootユーザーとして、ra_preinstallを実行します。<USER>@firstnode> # racli run preinstall --zdlra_release_file=/raacfs/raadmin/tmp/<ZIP_FILE_NAME>