自動サービス・リクエストのサポート

自動サービス・リクエストはリカバリ・アプライアンスのオプション・コンポーネントです。自動サービス・リクエストのためにリカバリ・アプライアンスを構成するには、最初にASRマネージャをインストールする必要があります。

自動サービス・リクエストを使用するための前提条件

Oracle Exadata Deployment Assistantで使用することを目的として自動サービス・リクエストが選択されていることを確認します。リカバリ・アプライアンスはOracle Advanced Support GatewayまたはOracle Platinum Gatewayとともに使用することはできません。

ASRマネージャ・ホストのIPアドレスおよびルート・パスワードを知っている必要があります。

既存のASRマネージャのインストールの確認

ASRマネージャがすでにサイトで動作している場合、バージョンが4.5以上であることを確認します。それ以外の場合、アップグレードする必要があります。

ASRマネージャのバージョン番号を取得するには:

  • Linuxシステムの場合:

    # rpm -qa | grep SUNWswasr
    SUNWswasr-2.7-1
    
  • Solarisシステムの場合:

    # pkginfo -l SUNWswasr
    PKGINST: SUNWswasr
    NAME: SASM ASR Plugin
    CATEGORY: application
    ARCH: all
    VERSION: 2.6
    BASEDIR: /
    VENDOR: Sun Microsystems, Inc.
         .
         .
         .
    

これらの例の出力は、ASRマネージャを4.5以上に更新する必要があることを示しています。

ASRマネージャのインストール

ASRマネージャがまだインストールされていない場合、「自動サービス・リクエストの設定」の手順に従います。ASRマネージャをOracle ASRバックエンドに登録した後、リカバリ・アプライアンスを構成するためにこれらの手順に戻ります。