2.1.2 CODESCANコマンド
このコマンドは、GitHubにあるTrivadisコーディング・ガイドラインを使用して、コードの問題を識別します。
構文
codescan { -path dir | -format {json|text} | -ignore ruleNo | -output file | -settings file }
ここで
-path
は、ディレクトリ内のSQL、PLSおよびPLBファイルでSQLベスト・プラクティス違反をチェックし、見つかった問題のレポートを生成します。-format
は、出力を構造化JSONとしてフォーマットします。たとえば:[ {"file": "/private/tmp/tst.sql", "warnings": [ {line:35, pos:15, ruleNo:"G-1050", msg:"Avoid using literals in your code" },...]... ].
-output
は、レポートを新しいファイルに保存します。-ignore
は、指定されたルール・チェックをスキップします。-settings
は、JSONファイルからCODESCAN設定をインポートします。現在、{"ignored":["G-1050", "G-4010"]}
などのignore属性のみがサポートされています。
Set Codescan
SQLclコマンドライン・コード品質の問題に対してトリガーされる警告メッセージを制御します。
構文
set codescan {ON | OFF}
ここで、ON
は、SQLおよびPL/SQLのベスト・プラクティス違反に対する警告をオンにします。デフォルトは、OFF
です。
例
SQL>set codescan on
SQL>BEGIN
BEGIN
null;
END;
END;
/
SQL best practice warning (1,7): G-1010: Try to label your sub blocks
PL/SQL procedure successfully completed.