HypLoginEssbaseCloudBasicAuth

Oracle Smart View for OfficeのVBA関数、HypLoginEssbaseCloudBasicAuthについて説明します。

クラウド・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase

オンプレミス・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase

説明

HypLoginEssbaseCloudBasicAuth関数は、クラウドおよびオンプレミスのEssbase 21c以降のEssbaseで使用するために特別に設計されています。ログイン・トークンの生成には、"/essbase/REST/v1/session" RESTエンドポイントURLを使用する必要があります。

ノート:

  • HypLoginEssbaseCloudBasicAuthは、Basic認証をサポートするEssbase Cloud環境で使用されます。

  • HypLoginEssbaseCloudBasicAuthは、オンプレミスEssbase 21c以降をサポートしています。この関数は、オンプレミスEssbase環境のAPS_ONLYデプロイメント・タイプでは機能しません。

  • サイレント認証にHypConnectを使用する古いVBA実装を持つEssbaseユーザーは、HypLoginEssbaseCloudBasicAuthをコールして、HypConnectの前に有効なトークンを生成する必要があります。

構文

Public Declare PtrSafe Function HypLoginEssbaseCloudBasicAuth Lib "HsAddin" (ByVal vtUser As Variant, ByVal vtPassword As Variant, ByVal vtUrl As Variant) As Long

ByVal vtUser As Variant

ByVal vtPassword As Variant

ByVal vtUrl As Variant

パラメータ

vtUser: 有効なユーザー名

vtPassword: このユーザーのパスワード

vtUrl: プロバイダのURL

戻り値

正常に終了した場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。

Sub LoginUsingBasicAuthForEssbaseCloud()
    Dim user, password As String
    user = "<user>"
    password = "<password>"
    url = "http://<serviceURL>/essbase/rest/v1/session"
    sts = HypLoginEssbaseCloudBasicAuth(<user>, <password>, <url>)
    If sts = 0 Then
        MsgBox "successful"
    End If
End Sub

ノート:

タイムアウトやその他の問題のためにセッションが無効になっている場合は、再認証のためにVBAを再実行する必要があります。