関数の構文のガイドライン
個々の関数の構文については、関数の説明を参照してください。
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共有接続を使用するには、ワークスペース関数を指定するWSFN識別子を接続文字列とともに関数に追加する必要があります。フォーマットは次のようになります:
"WSFN|ProviderType|Server|Application|Database","POV"たとえば、HsGetValue関数でOracle Essbaseデータ・ソースへの共有接続には、WSFN識別子と接続文字列を次のように関数に追加します:
=HsGetValue("WSFN|Essbase|myserver|Sample|Basic","Market#South")ProviderTypeでは、次のいずれかの文字列を、大文字/小文字を区別して使用します:- 
                           
                           
Essbase(Essbaseオンプレミスのみ。Oracle Essbaseクラウドではプライベート接続構文が必要です) - 
                           
                           
HFM(Oracle Hyperion Financial Managementの場合) - 
                           
                           
HP(Oracle Hyperion Planning、Planning、Planningモジュール、Financial Consolidation and Close、Tax Reportingの場合) 
Financial Managementでは、
Databaseパラメータを省略でき、指定する場合はApplicationパラメータと同じ値を指定します。整合性を保つために、Databaseパラメータにアプリケーション名を入力することをお薦めします。 - 
                           
                           
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URL接続を使用するには、URL関数を指定するURLFN識別子を接続文字列とともに関数に追加する必要があります。フォーマットは次のようになります:
URLFN|URL|Server|Application|Databaseたとえば、Planningビジネス・プロセスに接続するためのURLを使用したHsGetValue関数の構文は次のとおりです。
HsGetValue("URLFN|URL|Server|Application|Database","POV")前述のとおり、接続の確立に必要な情報はすべてトークンの一部です。トークンに無効な情報が含まれる場合は通常、
#NoConnectionエラーが表示されますが、Serverトークンに関する次の例外があります。- Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementビジネス・プロセス(Planningなど)の場合、Serverトークンは空白(または無効)でもかまいません
 - EssbaseのServerトークンは、空白のみ可能です
 - Financial Managementには、Serverトークン・パラメータが必要です
 
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プライベート接続パラメータには次の値を入力できます:
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空白: デフォルトの接続
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HsActive: 関連付けられたアクティブな接続
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プライベート接続のユーザー定義名
 
プライベート接続を指定する場合は、POVの前に置く必要があります。
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POVは次の例のようにdimension#memberのペアで構成されます:
Entity#Connecticut - 
                     
                     
親子関係は次の例のようにピリオド(
.)で示されます:Entity#UnitedStates.Maine - 
                     
                     
接続と各POVのdimension#memberペアは個別の関数パラメータに分割でき、次の例に示すように各パラメータが引用符(
")で囲まれ、カンマ(,)で区切られます:"My_connection","Entity#UnitedStates","Account#Sales"または接続をカンマ(
,)でPOVから分離できます。この場合は次の例のようにPOV全体が引用符(")で囲まれ、dimension#memberの各ペアがセミコロン(;)で区切られます:"My_connection","Entity#UnitedStates;Account#Sales" - 
                     
                     
別名は次の関数でサポートされています:
- ディメンション名とその別名を混合しないでください。
 - メンバーの場合、メンバー名または選択した別名表の別名のいずれかを使用できます。
 - すべての別名に同じ別名表を使用する必要があります。
 - 名前付きプライベート接続を使用する場合は、接続に正しい別名表が設定されていることを確認します。
 - 別名ラベルの値が別のメンバー名と同じ場合は、「無効なメンバー」メッセージが表示されます。