検索索引付けの構成

ユーザーがホーム・ページの検索バーからデータを検索またはビジュアル化する際に、コンテンツを簡単に検出できるように、Oracle Analyticsは、カタログ・オブジェクトおよびセマンティック・モデルをクロールし索引付けします。

管理者は、「検索索引」ページからコンテンツに索引付けする(および検索可能とする)かどうかを制御できます。
  • セマンティック・モデル - 「データ・モデル」タブを使用して、サブジェクト領域にいつ、どのように索引付けするかを構成します。
  • カタログ・オブジェクト - 「カタログ」タブを使用して、カタログ内のオブジェクトにいつ、どのように索引付けするかを構成します。

ノート:

ファイルベース・データセットは異なる方法で索引付けされます。データセットをアップロードしたユーザーが、データセットの「検査」ダイアログを使用していつ、どのように索引付けするかを決定します。データセットのデータを検索で使用可能にする方法を参照してください。
  1. Oracle Analyticsホーム・ページで、「ナビゲータ」をクリックしてから、「コンソール」をクリックします。
  2. 「検索索引」をクリックします。
  3. ユーザーがサブジェクト領域列を検索する際に最新の情報を参照できるように、セマンティック・モデル・コンテンツをどのように索引付けするかを指定します。
    1. 「データ・モデル」ペインをクリックします。
    2. 「データ・モデル・クロールの有効化」を選択します。
    3. 「クロールを実行するユーザー」で、検索アイコンをクリックして、セマンティック・モデルの管理権限を持つユーザーの名前を入力します。つまり、BIDataModelAuthorまたはBIServiceAdministratorアプリケーション・ロールのいずれかを持つユーザーです。
    4. 「言語」で、索引付けの対象にするすべての言語を選択します。
      クロール結果は、指定した言語で索引に追加されます。たとえば、会社の本社が米国にあり自分の事務所がイタリアにある場合、英語とイタリア語の索引を選択し、英語とイタリア語の両方の索引を作成します。
    5. 「索引付け対象データ・モデルの選択」および「クロール・ステータス」列を使用して、索引付けするサブジェクト領域およびディメンションを参照および指定します。

      有用な検索結果の作成に必要な項目のみを選択します。すべての項目に索引付けすると、似たような検索結果が余計に生成されます。

      • メタデータのみ索引付け: ディメンションおよびメジャーの名前のみに索引付けします。これはデフォルト選択です。たとえば、製品またはオーダーなどの列名と、オーダー数などのメトリック名です。ユーザーがホーム・ページで検索する際にユーザーに公開しない機密データ値が列に含まれている場合、このオプションを常に使用します。

      • 索引: メタデータ(ディメンション名とメジャー名)およびデータ値に索引付けします。ディメンションまたは属性列にのみ適用されます。たとえば、製品列でこれを選択する場合、製品列のメタデータとそのデータ値(iPadiPodiPhoneなど)の両方が索引付けされます。

        データ値の索引付けでは、ホーム・ページの検索バーからデータ値をビジュアル化するユーザーに対して追加機能が提供されます。このオプションを選択すると、セマンティック・モデルのすべてのサブジェクト領域のすべての列の値に索引付けされるため負荷がかかる場合があることに注意してください。

        注意: データに索引付けすると、その列へのアクセス権を持つすべてのユーザーに表示されます。機密データを含む列のデータに索引付けしないよう注意してください。これを行うと、ホーム・ページで機密データ値が公開されます。

      • 索引付けしない: この選択を使用して、サブジェクト領域、表または列を索引から完全に除外します。

  4. ホーム・ページを使用してカタログ・コンテンツ(ワークブック、分析、ダッシュボードおよびレポート)を検索する際にユーザーが最新情報を参照できるように、カタログ・オブジェクトの索引付けの方法を指定します。ほとんどの場合、このタブの設定を変更する必要はありません。
    1. 「カタログ」ペインをクリックします。
    2. 「言語」で、索引付けの対象にするすべての言語を選択します。
      クロール結果は、指定した言語で索引に追加されます。たとえば、会社の本社が米国にあり自分の事務所がイタリアにある場合、英語とイタリア語の索引を選択し、英語とイタリア語の両方の索引を作成します。
    3. 「索引付け対象カタログ・オブジェクトの選択」で、「ユーザー・フォルダの索引付け」が選択されていることを確認します。
      このオプションの選択を解除しないことをお薦めします。選択解除した場合、カタログ内のフォルダは索引付けされず、ホーム・ページ検索で、非常に限られた結果が返されることや、場合によっては結果が返されないことがあります。
    4. 索引付けする、または索引付けしないフォルダ、サブフォルダおよび項目を参照および指定するには、「カタログ・オブジェクト(共有フォルダ)」および「クロール・ステータス」列を使用します。

      有用な検索結果の作成に必要な項目のみを選択します。すべての項目に索引付けすると、似たような検索結果が余計に生成されます。

      • 索引: このオプションを使用して、フォルダおよび項目を索引に含めます。

      • 索引付けしない: この選択を使用して、フォルダおよび項目を索引から除外します。

        項目をユーザーに対して非表示にする手段として、「クロール・ステータス」フィールドを「索引付けしない」に設定することはお薦めしません。項目は検索結果またはホーム・ページに表示されませんが、項目にアクセスすることはできます。かわりに、権限を使用して適切なセキュリティを項目に適用します。

  5. 「保存」アイコンをクリックして変更を保存します。
  6. オプション: 変更内容で検索索引を再構築するには、今すぐ実行をクリックします。