ActiveMQ用のPublisherの構成

スケジューラは、デフォルトでWebLogic JMSを使用するように構成されます。また、スケジューラはActiveMQを代替のJMSプロバイダとしてサポートします。

ActiveMQをJMSプロバイダとして使用する場合は、Publisherを構成する際に、ActiveMQのドキュメントとともに、次のガイドラインも参照してください。

ActiveMQのインストール

Apache ActiveMQバージョン5.2.0以上をWindows、UNIXまたはLinuxにインストールできます。

ActiveMQドキュメントに記載されているインストール・ステップに従ってください。

ActiveMQのJNDIサービスとしての登録

ActiveMQをJNDIサービスとして登録するために、activemq.xml構成ファイルを更新します。

ActiveMQを起動すると、JNDIサービスを使用してキューにアクセスできます。

このサービスにアクセスするためのデフォルトのURLは、次のとおりです。

failover://tcp://localhost:61616

この構成を変更するには、apache-activemq-x.x.x\confにあるactivemq.xml構成ファイルを更新します(たとえば: apache-activemq-5.2.0\conf)。

Publisherスケジューラ構成ページの更新

Publisherの「管理」ページから「スケジューラ構成」ページを開きます。

  1. Publisherの「管理」ページで、「システム・メンテナンス」の下の「スケジューラ構成」をクリックします。
  2. 「JMS構成」リージョンで、ActiveMQを選択します。
  3. ActiveMQのJNDI URLを入力します。たとえば、failover://tcp://localhost:61616です。
  4. プロセッサ当たりのスレッド数を入力します(たとえば: 5)。
  5. 共有一時ディレクトリへのパスを入力します。
  6. 「JMSのテスト」をクリックして、接続をテストします。
  7. 適用」をクリックして、このページに変更を適用します。

ActiveMQ URLは動的に適用されます。キューとトピックがActiveMQに自動的に作成され、いつでもスケジューリングできる状態になります。「スケジューラ診断」ページでチェックすることで、キューを確認できます。または、ActiveMQ Webコンソール(http://localhost:8161/admin)でステータスを確認することもできます。