.rpdファイルからのJSON/SMMLの生成
rpdtojsonユーティリティを使用して、.rpdファイルからJSON/SMMLを生成します。このユーティリティの実行は、セマンティック・モデルのインポートにセマンティック・モデラーを使用する場合と似ています。
「SMMLとは」を参照してください。
モデル管理ツールからエクスポートされた.rpdファイルからJSON/SMMLを生成し、ODBC基本またはODBC詳細接続を使用する場合、rpdtojsonユーティリティによって接続がJDBCに変換されます。
rpdtojsonユーティリティの場所は、BI_DOMAIN/bitools/binです
構文
rpdtojson
ユーティリティは次のパラメータを取ります:
rpdtojson [-P repository_password] {-R repository_path} {-D target_json_path} [-8] [-O log_pathname] [-C]
必要なフラグは次のとおりです:
repository_passwordは、セマンティック・モデルのパスワードです。
repository_pathは、セマンティック・モデルのパスおよび名前です。入力および出力リポジトリ・ファイルが異なるディレクトリにある場合は、それらのファイルへの完全パス名を指定する必要があります。
target_json_pathは、ターゲットJSON/SMMLのパスおよび名前です。入力および出力リポジトリ・ファイルが異なるディレクトリにある場合は、それらのファイルへの完全パス名を指定する必要があります。
オプションのフラグは次のとおりです:
-O
を指定すると、指定したパスに出力ログ・ファイルが生成されます。
-8
を指定すると、セマンティック・モデルからJSONへの変換で、すべてのUTF-8エンコーディングがサポートされます。
-C
を指定すると、互換モードを使用して、レガシー・セマンティック・モデルに下位互換性のために追加のメタデータが生成されます。
-H
または-?
を指定すると、使用方法の情報が表示され、終了します。
例
ノート:
すべての例で、入力および出力リポジトリ・ファイルが異なるディレクトリにある場合は、それらのファイルへの完全パス名を指定する必要があります。この例では、入力リポジトリsource.rpdに基づいて、/project/json
にASCIIエンコーディングでJSON/SMMLが生成されます:
rpdtojson -P password -R /project/source.rpd -D /project/json
この例では、入力リポジトリsource.rpdに基づいて、/project/json
にUTF-8エンコーディングでJSON/SMMLが生成されます:
rpdtojson -P password -R /project/source.rpd -D /project/json -8
この例では、互換性モードを使用して、入力リポジトリsource.rpdに基づいて/project/json
にJSON/SMMLが生成されます。変換に関する追加のログ・ファイルも生成されます。
rpdtojson -P password -R /project/source.rpd -D /project/json -O /project/logs/rpdtojson.log -C