バイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)データとキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)データのモデリング

セマンティック・モデルでバイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)データとキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)データをモデリングする方法を学習します。

CLOBデータは、任意の文字セットによるラージ・プレーン・テキストのドキュメントです。サポートされているBLOBイメージ・タイプは、GIF、PNG、TIFF、JPEGおよびBMPです。サポートされているBLOB形式は、PDF、オーディオまたはビデオです。

インポート後のBLOB列のデフォルトのデータ型はLongVarBinaryで、CLOB列の場合はLongVarCharです。BLOBまたはCLOBの列は、MaxFieldSizeの限度である32 KBを超えないようします。

物理結合を構成するときは、主キーが他の表の結合として使用される場合は、主キーを使用して表の間の物理結合を作成します。

  1. ホーム・ページで、「ナビゲータ」「セマンティック・モデル」の順にクリックします。
  2. 「セマンティック・モデル」ページで、セマンティック・モデルをクリックして開きます。
  3. BLOBデータまたはCLOBデータが含まれている物理表を、データ・ソースから物理レイヤーにインポートします。
  4. インポートの後、BLOB列またはCLOB列の物理列を開き、「長さ」フィールドを変更します。
  5. 物理結合を構成します。
  6. BLOB列またはCLOB列を論理レイヤーにドラッグして、論理列を生成します。
  7. 論理列の物理参照を構成します。これにより、Oracle Analytics問合せエンジンでは論理列に対するグループ化または順序基準が生成されないようになります。
  8. 論理列の「一般」タブで、「記述子ID列」を構成します。こうすることにより、プレゼンテーション・サービスでは、フィルタを生成する際に必ず正しい列が使用されます。
  9. 「ソート順列」を構成します。これにより、Oracle Analytics問合せエンジンでは列が必ず予想どおりに並ぶようになります。
  10. 変更内容を保存します。