セマンティック・モデルを構築するワークフロー

セマンティック・モデルを作成および構築するための一般的なタスクを次に示します。

セマンティック・モデルの作成と開発に役立つ、次のLiveLabワークショップを使用できます:

タスク 説明 詳細

セマンティック・モデラーの理解

セマンティック・モデラーを使用してセマンティック・モデルを作成し、その物理レイヤー、論理レイヤーおよびプレゼンテーション・レイヤーを構築します。

セマンティック・モデルの概要

セマンティック・モデルの計画

セマンティック・モデラーを使用する権限のリクエスト

BIDataModelAuthorアプリケーション・ロールを付与するよう管理者に依頼してください。

セマンティック・モデラーを使用する権限があるかどうかを確認するには、ホーム・ページにナビゲートし、「作成」をクリックして、「セマンティック・モデル」オプションを探します。「セマンティック・モデル」オプションが表示されない場合は、BIデータ・モデル作成者アプリケーション・ロールがありません。

セマンティック・モデルに対して1つ以上のデータ・ソース接続を設定する予定がある場合は、DVContentAuthorアプリケーション・ロールを付与するよう管理者に依頼してください。

物理表または別名表のデータを検査するときに「タイル」ビューを表示する場合は、「データセットの作成と編集」権限を付与するように管理者に依頼してください。

アプリケーション・ロールについて

物理表のデータの検査

データ・ソースがサポートされていることの確認

セマンティック・モデラーでサポートされているデータ・ソースを理解します。

モデル管理ツールからセマンティック・モデルをインポートする前に、セマンティック・モデラーでそのモデルのデータ・ソースがサポートされていることを確認します。移行前に、セマンティック・モデルでサポートされていないデータ・ソースを削除するか、置換してください。サポートされていないデータ・ソースがセマンティック・モデルに含まれている場合、インポートは失敗します。

セマンティック・モデルでサポートされているデータ・ソース

セマンティック・モデルの作成

次のいずれかの方法でセマンティック・モデルを作成します:

  • 空のセマンティック・モデルを作成します。
  • エクスポートされたセマンティック・モデル(.rpdファイル)、アーカイブされたセマンティック・モデル(.zipファイル)またはモデル管理ツールの.rpdファイルをインポートします。
  • Oracle Analyticsにデプロイされたセマンティック・モデルをロードします。
  • 開発環境にGitリポジトリをクローニングします。

セマンティック・モデルの作成

コラボレーション環境でのセマンティック・モデルの開発

物理レイヤーの構築

セマンティック・モデルのデータ・ソースと、Oracle Analytics問合せエンジンが複数のデータ・ソース問合せの処理に使用する物理データベースやその他のデータ・ソースの間の関係を定義します。

データ・ソースのメタデータには存在しない場合がある、物理データ・ソースの他の属性(結合関係など)を定義します。

次のようなタスクがあります:

  • メタデータのインポート
  • リレーショナル・データ・ソースの物理表および列の作成
  • マルチディメンション・データ・ソースのキューブ表の作成
  • 別名表の作成
  • 結合の作成

セマンティック・モデルの物理レイヤーの構築

物理レイヤーのマルチディメンション・データ・ソースの操作

論理レイヤーの構築

ビジネス・モデル定義と、論理表から物理表へのマッピングが含まれているビジネス・モデル・オブジェクトを1つ以上定義します。論理列が含まれている論理表(ファクトおよびディメンション)を作成します。

次のようなタスクがあります:

  • 論理結合の調査
  • 論理表ソースの調査
  • 論理オブジェクトの名前の変更
  • 不要な論理オブジェクトの削除
  • 単純なメジャーの作成

セマンティック・モデルの論理レイヤーの構築

セマンティック・モデルの論理階層の操作

プレゼンテーション・レイヤーの構築

ユーザーに表示される論理レイヤーのオブジェクトを、ユーザーがビジュアライゼーションおよび分析を構築するために使用するサブジェクト領域として構造化します。

次のようなタスクがあります:

  • プレゼンテーション表の作成
  • プレゼンテーション列の作成
  • プレゼンテーション列の名前の変更および並替え

セマンティック・モデルのプレゼンテーション・レイヤーの構築

セマンティック・モデルのテストと検証

セマンティック・モデルにエラーがないかどうかを確認します。セマンティック・モデルをデプロイします。ビジュアライゼーションおよび分析を作成し、結果を検証することによって、セマンティック・モデルをテストします。

次のようなタスクがあります:

  • 整合性のチェック
  • デプロイ
  • ビジュアライゼーションおよび分析の作成と実行

整合性のチェックとセマンティック・モデルのデプロイ