最新の製品更新

ここでは、Oracle Cloud Marketplaceの使用によるOracle Cloud Infrastructure上でのOracle Analytics Serverの製品デプロイメントの新しいオプションについて概要を示します。

2025年3月

更新 説明
Oracle Analytics Server 2025

Oracle Cloud Marketplaceを使用して、Oracle Cloud InfrastructureにOracle Analytics Server 2025を簡単にデプロイします。

2024年3月

更新 説明
Oracle Analytics Server 2024

Oracle Cloud Marketplaceを使用して、Oracle Cloud InfrastructureにOracle Analytics Server 2024を簡単にデプロイします。

2023年6月

更新 説明
Oracle Roving Edge Infrastructure

OracleのRoving Edge Infrastructureでは、ネットワーク接続に関係なく、データが生成および消費されるデータ・センターの外部にクラウド・ワークロードをデプロイできます。

Oracle Cloud Marketplaceを使用して、Oracle Roving Edge InfrastructureにOracle Analytics Server 2023を簡単にデプロイします。Oracle Cloud MarketplaceからOracle Roving Edge Devices (RED)にOracle Analytics Server 2023ワークロードをエクスポートします。

Roving Edge InfrastructureのOracle Analytics Serverイメージ - BYOLを参照してください。

2022年7月

更新 説明
サブネット・コンパートメント

Oracle Analytics Serverのコンピュート・インスタンスをデプロイする仮想クラウド・ネットワーク(VCN)とサブネットを、別のコンパートメントに配置できるようになりました。

「ネットワーク構成」セクションに、サブネットが含まれているコンパートメントを選択できる新しいオプション「サブネット・コンパートメント」があります。Oracle Cloud Marketplaceを使用したOracle Analytics Serverのデプロイを参照してください。

2022年4月

更新 説明
フォルダ構造
Oracle Analytics Serverのインストールおよびドメイン構成の間にデプロイされるファイルのフォルダ構造が変わりました。更新されたフォルダ構造、およびいくつかのキー・ファイルの場所を次に示します。
  • /u01/app: Oracle Analytics Server製品およびバイナリ(config.shoraInst.locなどのファイルを含む)。

  • /u01/app/oas-scripts: biconfigcleaner.shcreateDataPartition.shcreate_oas_domain.shDefaultSingleNodeOASFirewallPorts.xmlgenerate_biconfig.sh oas_installer.shopen_oas_firewall_ports.shoas_install.finishなどのOracle Analytics Serverスクリプト。

  • /u01/data: Oracle Analytics Serverドメイン・ディレクトリ、およびbiconfig.rspなどのファイル。

    このパーティションには、コアOracle Analytics Serverバイナリに必要な領域以外に、要求されたすべてのブート・ボリューム領域も含まれています。

  • /u01/data/domains/bi/bitools/bin: Oracle Analytics Serverドメイン・ツール(status.shstart.sh、その他のスクリプトなど)。

  • /var/log: Oracle Analytics Serverのログ(oas_cloudinit.logoas_create_domain.logなど)。

以前は、これらのファイルは/tmpおよび/oas/oas_installというフォルダの下にデプロイされていました。

ログ・ファイルに関する変更点

デプロイメント・ログ・ファイルは、/var/logフォルダの下に含まれるようになりました(以前は/tmpの下)。ログ・ファイルの名前も変更されました。

  • oas_cloudinit.log (以前の名前はoas_install.log)

  • oas_create_domain.log (以前の名前はcreate_domain.log)

デフォルトで開かれるのは必要なファイアウォール・ポートのみ

Oracle Cloud Marketplaceを使用してOracle Analytics Serverをデプロイしドメインを作成する場合、デフォルトでは、単一ノード・インストールに必要なポートのみが開かれます。デプロイメント後に、スクリプトopen_oas_firewall_ports.shを使用して他のポートを開き、ご使用の環境に合わせてデフォルトのポート値を変更できます。詳細は、Oracle CloudでのOracle Analytics Serverのファイアウォール・ポートの管理を参照してください。

config.shを使用してドメインを手動で作成する場合に、ファイアウォール・ポート構成を変更するために、同じスクリプト(open_oas_firewall_ports.sh)を使用できます。

Oracle Analytics Server環境をスケールアウトする場合は、いくつかのポートを追加で開く必要があります。詳細は、スケールアウトされたマルチノード環境 - 追加で必要になるポートを参照してください。

管理タスク用の組込みユーザー(oracle)

Oracle Cloud Marketplaceを使用してOracle Analytics Serverをデプロイしドメインを作成する場合、Oracle Analytics Serverコンピュート・インスタンスとそのドメインは、oracleユーザーが作成して所有します。

opcユーザーとしてOracle Analytics Serverコンピュート・インスタンスに接続した後、oracleユーザーに切り替えて管理タスクを実行する必要があります。たとえば、Oracle Analytics Serverログへのアクセス、ファイアウォール・ポートの管理、スケール・アウト、ドメインの手動作成などを実行するには、組込みのoracleユーザーを使用する必要があります。組込みのoracleユーザーを使用したOracle Analytics Serverのコンピュート・インスタンスの管理を参照してください。