Oracle JETを使用するカスタム・アプリケーションへのOracle Analyticsコンテンツの埋込み

カスタム・アプリケーションでOracle JETを使用している場合は、Oracle Analyticsの埋込みコンテンツにより、アプリケーションが必要なコンポーネントで拡張されます。

分析コンテンツの埋込みを開始する前に、Oracle Analyticsで使用されているものと同じメジャー・バージョンのJETが、カスタム・アプリケーションで使用されていることを確認してください。たとえば、Oracle AnalyticsでJET 11.0.10が使用されている場合は、カスタム・アプリケーションでもJET 11.x.xを使用する必要があります。
Oracle Analyticsで使用されているJETのバージョンを確認するには、Oracle Analyticsにログインしてブラウザ・コンソールを開き、次のコマンドを実行します:
requirejs('ojs/ojcore').version
JETアプリケーションでも、Oracle Analyticsで使用されているものと同じスタイル(Alta)を使用する必要があります。
分析コンテンツを埋め込むOracle JETクイック・スタート・アプリケーションの作成の詳細は、Oracle JETスタート・ガイドを参照してください。
この手順では、OAJETAPPという名前のアプリケーションを埋め込む例を使用しています。
  1. 次の説明に従って、Oracle JETクイックスタート・アプリケーションをインストールし、--template=navdrawerを使用して埋込みアプリケーションOAJETAPPに名前を付けます。
  2. 埋込みアプリケーションのindex.HTMLファイル(例: OAJETAPP/src/index.html)を編集し、embedding.jsを挿入します。
    <script src="https://<instance>/public/dv/v1/embedding/jet/embedding.js" type="text/javascript">
    </script>
  3. <oracle-dv>を適切なセクションに挿入します(例: OACJETAPP/src/js/views/dashboard.html)。ここでは、project-pathは、ワークブックのパスを指定します。
    <div class="oj-hybrid-padding" style="position: absolute; width: calc(100% - 40px); height: calc(100% - 120px)">  
     <h3Dashboard Content Area</h3>
      <oracle-dv id="oracle-dv" project-path="/Shared Folders/embed/test-embed">
      </oracle-dv>
    </div>
  4. 次のコマンドを使用して、クイック・スタート・アプリケーションを実行します。
    ojet build
    ojet serve