接続プール・パスワードの変更のためのBIServerT2PProvisioner.jarユーティリティの使用
Oracle BIリポジトリをある環境から別の環境に移動するときに、多くの場合、データ・ソースに対する接続プール情報を変更する必要があります。一般的に、環境の接続情報は別の環境での接続情報とは異なるからです。
接続プール・パスワードは、BIServerT2PProvisioner.jar
を使用して更新できますが、updateConnectionpool
コマンドを使用する方法をお薦めしています。「接続プールの更新コマンド」を参照してください。
接続プール・パスワードは暗号化され、暗号化されたリポジトリ・ファイル内に保存されます。このため、Oracle BIリポジトリを使用する前に、プレーン・テキストのパスワードを暗号化してください。
BIServerT2PProvisioner.jar
ユーティリティを使用して、リポジトリ内の接続プール・パスワードをプログラムで変更して暗号化できます。このユーティリティはOracle BIリポジトリ・ファイル(RPD)形式のリポジトリでのみ動作します。MDS XML形式のリポジトリでは使用できません。また、ユーティリティにはJDK 1.6が必要です。
BIServerT2PProvisioner.jar
ユーティリティを使用して、接続プール・パスワードを変更するには:
BIServerT2PProvisioner.jar
は、次の場所にあります。
Oracle_Home/bi/bifoundation/server
システムでクリアテキスト・パスワードを使用可能にしておくことはお薦めしません。そのかわりに、入力パスワード・ファイルを完全に削除するか、パスワードを表示しないように暗号化してください。