セマンティック・モデル・ファイル(RPD)のクリーン・アップと再構成

Oracle Analytics CloudからOracle Analytics Serverにコンテンツを移行するに、データ・ソース接続情報を再構成し、セマンティック・モデル・ファイル(RPD)をクリーン・アップする必要があります。

  • データへの接続を再構成します。
  • 使用状況トラッキング・データベースへの接続を再構成します(必要な場合)。
  • 不要になったかOracle Analytics Serverに移行する必要がないオブジェクトを削除します。
  • Oracle Analytics Serverでサポートされていないオブジェクトを、削除するか無効にします。まだそれを実行していない場合は、機能の可用性とOracle Analytics Cloudとの比較を参照してください。

セマンティック・モデル・ファイル(RPD)をクリーン・アップおよび編集するには:

  1. ソースのOracle Analytics Cloud (2022年1月、6.4)と一致するバージョンのOracle Analytics Client Toolsをダウンロードしインストールします。
  2. モデル管理ツールで、Oracle Analytics Cloudに接続します。ファイルメニューをクリックし、開くクラウド内の順に選択し、接続情報を入力します。
  3. 最新のセマンティック・モデル・ファイルをローカルにダウンロードします。
    1. ファイルメニューをクリックし、別名保存をクリックします。
    2. そのファイルに合った名前を入力します。たとえば、myoac_classic.rpdです。
      デフォルトのパスワードは、Oracle Analytics Cloudへの接続に使用したパスワードです。
    3. はいをクリックしてグローバルな整合性チェックを実行します。
    4. ファイルをローカルに保存します。
  4. モデル管理ツールで、ローカルに保存したセマンティック・モデル・ファイルを開きます。
  5. 必要に応じて、パスワードを変更します。
    セマンティック・モデル・ファイル(RPD)用に設定したパスワードを書き留めます。
  6. データベース接続情報を更新します。
    オンプレミス・データベースへのアクセスが可能になるようにデータ・ゲートウェイを構成した場合、またはデータを別のデータベースに移動した場合は、データベース接続を再構成する必要があります。
    1. 物理レイヤーペインに移動し、編集する必要があるデータベース接続を選択し、接続プールダイアログを開きます。
    2. データ・ソース名で接続の詳細を編集します。

    セマンティック・モデル・ファイルに複数のデータベースへの接続が含まれている場合は、各接続プールの設定が正しいことを確認します。

    Oracle Analytics Cloudに対して使用状況トラッキング・データベースを構成してあり、Oracle Analytics Serverに対して別のデータベースを使用する必要がある場合は、接続プール設定を更新します。

  7. 不要になった使用されていないデータベース接続を削除します。
  8. 次のように、初期化ブロック情報をクリーン・アップします。
    1. 初期化ブロックで正しいデータ・ソースが指し示されていることを確認します。
    2. 不要になった使用されていない初期化ブロックを無効にするか削除します。
  9. セマンティック・モデルまたはセッション変数を確認します。
  10. Oracle Analytics Serverで公開する必要がないか、使用されている接続がないサブジェクト領域を無効にします。

    接続情報がない場合は、ユーザーがOracle Analytics Serverでサブジェクト領域を表示すると、「サブジェクト領域フェッチ失敗エラー」というメッセージが表示されます。

  11. 整合性チェック・マネージャを使用してグローバルな整合性チェックを実行します。
  12. 変更内容をセマンティック・モデル・ファイル(RPD)に保存します。