検索とレポート作成に関するFAQ

このトピックでは、データの調査およびレポート作成に関するよくある質問への回答を示します。

使用しているOracle Analytics Serverのバージョンを確認するにはどうすればよいですか。

Oracle Analytics Serverのバージョンは、「情報」ダイアログのタイトルで確認できます。

ホーム・ページから「情報」ダイアログに移動します。ユーザー・プロファイル・アイコンをクリックし、「情報」をクリックします。「情報」ダイアログのタイトルには、使用しているOracle Analytics Serverのバージョンが示されます。

プロンプトの表示制限はいくつですか。

プロンプトの制限 制限 詳細情報
選択値の最大数 1000
適用先:
  • プロンプトの選択リスト、チェック・ボックス、リスト・ボックスおよびラジオ・ボタン。
  • プロンプト値リストの「検索」オプションを選択した場合の値の選択ダイアログに表示される値のリスト。
デフォルト値の最大数 1000 ダッシュボード・プロンプトに適用されます。

1つのアーティファクトのアクセス制御リスト(ACL)のエントリの上限は何個ですか。

個々のアーティファクトの権限ダイアログで許可されるエントリ(ユーザーまたはロール)の最大数は128です。アーティファクトには、ワークブック、データ・フロー、シーケンス、ウォッチリストなどがあります。

ノート:

ACLエントリはパフォーマンスに影響します。ロールベースのアクセス制御を使用し、ACLエントリに個々のユーザーを直接割り当てないようにすることをお薦めします。

パラメータをフィルタとして使用する場合に表示される列値は最大でいくつですか。

パラメータをフィルタとして使用する場合に表示される列値は、最大で10,000です。パラメータには、キャッシュできる値に10,000個の制限があるためです。また、パラメータの初期値は1,000個に制限されています。

アップロードできるマップ・レイヤー・ファイルの最大サイズはどれくらいですか。

アップロード可能な最大ファイル・サイズは25MBです。

オブジェクトを保存するときのデフォルトの場所はどこですか。

任意のオブジェクトを任意の場所に保存できます。ただし、「保存」ダイアログの「保存場所」フィールドでは、保存するオブジェクト・タイプに基づいて最も適した場所が推奨される場合があります。たとえば、保存するフィルタ、グループおよび計算項目をサブジェクト・エリアの分析作成時に使用するには、そのサブジェクト・エリア・フォルダ内に保存する必要があります。「/マイ・フォルダ」または「/共有フォルダ」内にサブジェクト領域フォルダが存在しない場合は、フォルダが自動的に作成されます。「保存場所」フィールドのデフォルトの保存パスは、「/マイ・フォルダ/サブジェクト領域のコンテンツ/」<サブジェクト領域>ですが、ダイアログの「フォルダ」エリアに、カタログ内のサブジェクト領域フォルダの全インスタンスが表示されます。

分析やプロンプトなどのその他のオブジェクトは、任意のフォルダに保存できます。保存するオブジェクトを他のユーザーと共有するかどうかを決定する際には、共有フォルダと個人のフォルダの違いに注意してください。

自分の分析、ダッシュボードおよびワークブックへの他のユーザーのアクセスを有効にできますか。

はい。自分の分析、ダッシュボードおよびワークブックに他のユーザーがアクセスできるようにするには、分析、ダッシュボードまたはワークブックを共有フォルダに移動または保存し、他のユーザーに必要なアクセス権を付与します。アクセス権限の割当ておよび共有カタログ・フォルダとワークブック権限の割当てを参照してください。

分析およびダッシュボードがプロンプトおよび他の分析と相互作用するようにできますか。

はい、分析およびダッシュボードはプロンプトと相互作用します。「高度な手法: ダッシュボード・プロンプトと分析プロンプトとの相互作用」を参照してください。1つのビューによって他の1つ以上のビューが変更されるようにビューをリンクできます。「マスター詳細関係でのビューのリンク」を参照してください。

ダッシュボードのドリルおよびフィルタの適用との相互作用があります。ダッシュボードの状態はどのように保存して、他のユーザーと共有しますか。

ダッシュボードに対して実行した設定を保存し、その設定に戻ることができます。ダッシュボード状態の保存および復元を参照してください。ダッシュボード・ページは、そのリンクを共有することで他のユーザーと共有できます。ダッシュボード・ページへのリンクを参照してください。

分析およびダッシュボードに表示される「診断」リンクを削除するにはどのようにするのですか。

クラシック・ビューで、BIサービス管理者ロールを持つユーザーとしてサインインし、構成設定「BIサーバー問合せの診断」の値を「拒否」に設定します。この設定は、「管理」\ 「セキュリティ - 権限の管理」\「管理: 一般」の下にあります。

ヒント: 「管理」ページにアクセスするには、ユーザー「マイ・プロファイル」アイコンをクリックして、「管理」をクリックします。

分析は、異なる環境間で移行できますか。

はい。分析エディタの「詳細設定」タブを使用し、分析のXMLコードをコピーして貼り付けることで、分析をサービス環境間で移行できます。「高度な手法: 分析用論理SQL文の確認」を参照してください。

ページを印刷する場合またはPDF、PPTおよびPNGなどの形式でイメージをエクスポートする場合、背景マップからイメージが表示されないのはなぜですか。

ユーザーまたはビジュアライゼーション・ビルダーが、イメージをURLで参照して背景マップにこのイメージを追加した可能性があります。様々な形式で印刷またはエクスポートされるイメージの場合、イメージをホストする外部Webサイトはホスト・サーバーのAccess-Control-Allow-Originヘッダーが必要です。マップの背景に、このヘッダーを含まない外部Webサイトから取得されたイメージ参照が含まれる場合、イメージは表示されません。

このヘッダーの詳細は、https://www.w3.org/wiki/CORS_Enabledを参照してください

一部のユーザーが割り当てていない読取り権限を持つのはなぜですか。

アーティファクト(データセットなど)が含まれているレポート、ダッシュボードまたはワークブックを共有フォルダに保存または移動したときに、関連アーティファクトの共有についてのプロンプトが表示された場合、Oracle Analyticsは、共有フォルダのレポート、ダッシュボードまたはワークブックにアクセスできるユーザーにアーティファクト読取り権限を割り当てます。

読取り権限がない場合、ユーザーはレポート、ダッシュボードまたはワークブックを開くときに正しいコンテンツにアクセスできません。