計算の開始
計算によって、再利用可能なアーティファクトを作成して分析コンテンツを強化できます。たとえば、移動平均を計算したり、2つのテキスト・フィールドを連結したりできます。
計算では、集計、文字列、数学関数、日付、フィルタ、分析および空間関数を作成できます。サポートされている関数の完全なリストは、関数を参照してください。
ワークブック・エディタから計算を作成するには、「データ」ペインまたは「ビジュアル化」ペインで、データ・パネルの「マイ計算」を右クリックするか、パネルの上部にある「追加」(+)をクリックします。次に、「計算の作成」または「グループ計算の作成」を選択します。計算を右クリックしてグループ計算の作成を選択することにより、既存の計算に基づいてグループ計算を作成することもできます。
- 計算では、様々な式と関数に基づいてデータ要素を作成できます。たとえば、テキストの連結、クラスタや外れ値の作成、または中央値の計算を行うことができます。
- グループ計算では、分析を容易にするためにデータを分類できます。たとえば、職務カテゴリ「管理」、「販売」、「技術」、「サポート」を作成して、これらのカテゴリに職務名を割り当て、それらのレポートを作成できます。
計算の使用
ワークブックで計算を作成すると、デフォルトでそれらは作成したワークブックの「マイ計算」領域に格納されます。
図using-calculations.pngの説明
計算を整理するには、データ・パネルの「マイ計算」領域に複数のレベルのサブフォルダを作成します。ワークブックに計算を格納するフォルダの作成を参照してください。
計算とフォルダを右クリックして、次のオプションにアクセスします:
オプション | 目的 |
---|---|
選択済ビジュアライゼーションに追加 | 計算を、現在表示されているキャンバス上のビジュアライゼーションに追加します。 |
展開された式のコピー | (計算が別の計算を参照している場合(ネストされた計算と呼ばれる)に表示されます)参照されている計算をそのソース式で再帰的に置換することで形成される式をコピーします。つまり、ネストされた式がコピーされて、ネストされた計算の名前を置換します。 |
式のコピー | 計算で使用されている基になるSQLコードをレビューし、コピーします。計算が別の計算を参照している場合、ネストされた式はコピーされません。 |
最良のビジュアライゼーションの作成 | Oracle Analyticsで、所有しているデータに最適なスタイルに基づいてビジュアライゼーションを作成します。 |
計算の作成 | ワークブックに計算を追加します。 |
グループ計算の作成 | ワークブックにグループ計算を追加します。 |
フィルタの作成 | 計算を使用してワークブックまたはビジュアライゼーションをフィルタ処理します。 |
フォルダの作成 | 計算を整理するために、現在選択しているフォルダの下にサブフォルダを作成します。その後、既存の計算をサブフォルダにドラッグ・アンド・ドロップできます。 |
計算の削除 | ワークブックから計算を除去します。 |
フォルダの削除 | ワークブックからフォルダを削除します。空のフォルダのみを削除できます。 |
計算の複製 | 計算の編集可能なコピーを作成します。 |
計算の編集 | 計算を更新します。 |
ビジュアライゼーションの選択 | 適切なスタイルのリストから選択したビジュアライゼーション・スタイルを使用してキャンバスに計算を追加します。 |
フォルダの名前変更 | フォルダの名前を変更します。 |