データセット数はフィルタにどのように影響するか

フィルタは、データセット数、データセットが結合されているかどうか、およびフィルタの適用対象に応じて、異なる方法でビジュアライゼーションと相互作用できます。

キャンバス内のすべてのビジュアライゼーションまたは個々のビジュアライゼーションをフィルタできます。「値の限定」オプションを使用して、フィルタ・バーのフィルタが相互に制限する方法を削除または限定します。
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図filter-limit-values.pngの説明

ワークブックに単一のデータセットがある場合

単一データセット フィルタの相互作用
フィルタ・バーにフィルタを追加する これは、ワークブック内のすべてのビジュアライゼーションに適用されます。
ビジュアライゼーションにフィルタを追加する これは、フィルタ・バー上のフィルタが適用された後に適用されます。
複数のフィルタを追加する デフォルトでは、フィルタ同士は、選択値に基づいて相互に制限します。

ワークブックに複数のデータセットがある場合

複数データセット フィルタの相互作用
フィルタをフィルタ・バーに追加した場合。
  • フィルタは、結合済データセットを使用するすべてのビジュアライゼーションに適用されます。結合されていないデータセットを使用するビジュアライゼーションの場合は、各データセットに別個のフィルタを追加する必要があります。

  • 2つのデータセットが結合されていない場合、データセットのデータ要素を他方のデータセットのフィルタとして指定することはできません。

  • データセットのデータ要素がフィルタとして指定されているが、結合されたデータセットと一致しない場合、その特定のデータセットのビジュアライゼーションにのみフィルタが適用され、結合されたデータセットまたは結合されていないデータセットの他のビジュアライゼーションには適用されません。

  • フィルタの「すべてのキャンバスに固定」を選択して、フィルタをワークブック内のすべてのキャンバスに適用できます。

フィルタ名にカーソルをあわせて、フィルタが適用されるビジュアライゼーションを確認します。 そのフィルタのデータ要素が使用されていないビジュアライゼーションは、グレー表示になります。
フィルタをビジュアライゼーションに追加した場合
  • 個々のビジュアライゼーションにフィルタを指定すると、そのフィルタは、フィルタ・バーのフィルタが適用された後にそのビジュアライゼーションに適用されます。

  • 「フィルタとして使用」オプションを選択し、ビジュアライゼーションのフィルタとして使用されているデータ・ポイントを選択した場合、フィルタは、結合済データセットおよび一致したデータ要素の他のビジュアライゼーションで生成されます。