Oracle Analytics Serverの新機能

ご使用中のOracle Analytics Serverのエクスペリエンスを改善するために最近追加された新機能および拡張機能の概要をここで説明します。

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Oracle Analytics Server 2025の新機能

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング

機能 説明
ダッシュボードへのチェック・ボックス/ラジオ・ボタンのフィルタ・セレクタの追加 チェック・ボックス/ラジオ・ボタン・ダッシュボード・フィルタを使用して、ユーザーが1つのデータ値(ラジオ・ボタン)または複数のデータ値(チェック・ボックス)を選択できるようにします。ダッシュボード・フィルタについてを参照してください。
属性の条件付き書式設定の追加 属性値に基づく条件付きルールを使用し、ワークブックのデータを書式設定します。データへの条件付き書式の追加を参照してください。
ビジュアライゼーション・タイプへの絵文字とアイコンの追加 絵文字やアイコンでコンポジットやタイルのビジュアライゼーションを強化します。条件付き書式の使用方法を参照してください
静的参照マップ・レイヤーへのツールチップの追加 静的参照マップ・レイヤーにツールチップを追加し、ワークブック・ユーザーに役立つ情報を提供します。ジオメトリ・データ型レイヤーの選択ツールの操作を参照してください。
合計および小計への条件付き書式の適用 ワークブックで合計および小計に条件付き書式を適用します。条件付き書式の使用方法を参照してください
フィルタ値を除外するパラメータのバインド ワークブック、ダッシュボード、またはビジュアライゼーション・フィルタの除外プロパティにパラメータをバインドして、フィルタ間で除外された値を渡します。フィルタ値を除外するパラメータの作成とバインドを参照してください。
基準線へのパラメータのバインド パラメータを基準線または基準帯の日付の値または範囲にバインドして、ユーザーが指定した日付値に基づいてビジュアライゼーションの基準線または基準帯を配置します。「基準線または範囲へのパラメータのバインド」を参照してください。
相対時間フィルタへのパラメータのバインド 相対時間フィルタにパラメータをバインドし、相対時間期間へのユーザー入力に基づいてビジュアライゼーションを動的に更新します。フィルタへのパラメータのバインドを参照してください。
リクエスト変数へのパラメータのバインド パラメータをリクエスト変数にバインドし、特定のワークブック問合せのパラメータの値にリクエスト変数を一時的に設定します。リクエスト変数へのパラメータのバインドを参照してください。
上位/下位Nフィルタへのパラメータのバインド 上位/下位Nフィルタにパラメータをバインドし、上位および下位フィルタ値へのユーザー入力に基づいてビジュアライゼーションを動的に更新します。フィルタへのパラメータのバインドを参照してください。
ワークブック・コンシューマによるマップの構成方法の制御 ワークブック・コンシューマがマップ・ビジュアライゼーションで形状を選択する方法を制御します。単一のマップ・ビジュアライゼーションへの複数のデータ・レイヤーの適用を参照してください。
ダッシュボード・フィルタへのキャンバス・フィルタの変換 固定されていないすべてのワークブック・フィルタをダッシュボード・フィルタに移動および変換して、ダッシュボード・フィルタで提供されている機能、フィルタ・スタイルおよびパーソナライズ・オプションを利用します。ダッシュボード・フィルタへのキャンバス・フィルタの変換を参照してください。
ワークブック・キャンバス・テンプレートの作成と共有 ワークブック・キャンバス・テンプレートを作成および共有すると、ワークブック作成者は、ビジュアライゼーション・コンテンツを迅速に作成できます。ワークブックの構築およびビジュアライゼーションの作成の開始を参照してください。
ワークブック・テーマの作成と共有 ワークブックとビジュアライゼーションのスタイル・プロパティ(ワークブックに対する色系列やフォント設定など)を作成および共有します。ワークブック・テーマについてを参照してください。
計算に基づくグループをより簡単に作成 式を作成する必要なく、計算に基づくグループをワークブックでより簡単に作成します。ワークブックでのグループ計算の作成を参照してください。
計算をより簡単に作成 ネストされた計算をより簡単にワークブック式ビルダーに含めます。ワークブックで再利用可能な関数および計算の作成を参照してください。
拡張レイアウトを使用したキャンバスの作成 複数のビジュアライゼーションを選択し、キャンバスに同様に表示します。複数のビジュアライゼーションをキャンバスに同様に表示を参照してください。
ホーム・ページ・アーティファクトのカスタム・グループの作成 データセット、ビジュアライゼーションおよびダッシュボードからホーム・ページ・アーティファクトの独自の名前付きカスタム・グループを作成します。カスタム・ホーム・ページ・グループの作成と共有を参照してください。
ワークブックのカスタム・ツールチップの作成 ワークブックのカスタム・ツールチップを作成して、ワークブック・ユーザーに書式設定された列の説明を提供します。ビジュアライゼーション・ツールチップのカスタマイズを参照してください。
改善されたサンキー・ビジュアライゼーションの作成 改善されたサンキー・ダイアグラムを作成し、リソース、材料およびコストをワークブックに表示します。ノード幅、列の高さ、配置、データ・ラベルとそのフォント・プロパティの表示およびノード・ギャップ率の透明度の調整には、ノード高さ拡大プロパティを使用します。ネットワーク・グラフを参照してください。
導出された日付によるパラメータの作成 年、四半期および月などの導出された日付列を選択して、日付または日時データ型列のパラメータを作成します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
正確な相対時間ワークブック・フィルタの作成 部分的な期間を除外することで、正確な相対時間ワークブック・フィルタを作成します。フィルタ・タイプを参照してください。
さらに多くのビジュアライゼーション・タイプでツールチップをカスタマイズ マップ、サンバースト、ネットワーク、ボックス・プロットの各タイプのビジュアライゼーションで、ワークブック・ユーザーにカスタマイズしたツールチップを表示します。ビジュアライゼーション・ツールチップのカスタマイズを参照してください。
マップへのstatic参照レイヤーのデプロイ static参照マップ・レイヤーに関連付けられたビジネス・データがない場合でも、このレイヤーをマップ・ビジュアライゼーションに適用します。たとえば、学校のマップを表示し、竜巻進路のマップ・レイヤーを重ねて、危険な状態にある建物を特定します。ビジュアライゼーションをマップするための参照レイヤーの適用を参照してください。
キャンバスのレイアウトを設計して、様々な画面サイズでのビジュアライゼーションの表示を制御 レスポンシブ・キャンバス・エディタを使用して、モバイル、タブレット、ラップトップなど、様々なデバイスのブラウザ用にキャンバス・レイアウトを設計し、最適化します。様々な画面サイズに対応するキャンバス・レイアウトの設計を参照してください。
データセットの設計の簡易化 拡張された結合ダイアグラム・エディタを使用して、データセットをより簡単に設計できます。拡張機能には、グローバル・リセット、フリーフォーム・ノード配置、およびデータ設定を示すノードの新規アイコンが含まれます。データセット表間の結合の追加を参照してください。
ワークブックでの複数の凡例の表示 凡例ビジュアライゼーションを使用して、凡例を1か所でグループ化し、データ表示時のユーザー・エクスペリエンスを向上させます。凡例ビジュアライゼーションの作成を参照してください。
負の数値を赤色で表示 ビジュアライゼーションで負の数値を含むデータ・ラベルおよびツールチップを赤色で表示します。ビジュアライゼーションの数値の書式設定を参照してください。
属性列での基準線の表示 ビジュアライゼーションの属性列に基準線を表示します。ビジュアライゼーションへの参照線の追加を参照してください。
プレゼンテーション・モードでのワークブックの埋込み ワークブックをアプリケーションやWebページに埋め込み、ワークブックが(設計ではなく)プレゼンテーション・モードで表示されるようにします。埋込み用HTMLページの準備を参照してください。
Excelから埋込みビジュアライゼーションへのコンテンツのエクスポート 埋め込まれたワークブックからMicrosoft Excel形式で表およびピボット表のデータをエクスポートします。ビジュアライゼーションのエクスポートを参照してください。
フィルタのパーソナライズに関する通知の受信 フィルタのパーソナライズが適用されているワークブックを開くときに通知を受信します。フィルタのパーソナライズについてを参照してください。
ビジュアライゼーションの列の非表示 エンド・ユーザーに表示されない列を使用して、ビジュアライゼーションを構成します。「ビジュアライゼーションの列の非表示」を参照してください。
新しい方法でのデータ・アクションの起動 ワークブックで新しい起動オプションを使用して、新しい方法でデータ・アクションを起動します。キャンバスの接続のためのデータ・アクションの作成を参照してください。
表の検索の簡易化 「データの追加」ダイアログのホームページ・スタイル検索領域を使用して、ワークブックの設計時に表をより簡単に検索できます。ワークブックの構築およびビジュアライゼーションの作成の開始を参照してください。
コンテンツ・カタログの管理の簡易化 アーティファクトとフォルダのドラッグ・アンド・ドロップを使用して、コンテンツ・カタログをより簡単に管理できます。カタログ・フォルダおよびコンテンツの移動を参照してください。
ワークブックの計算の整理 ワークブックの計算と関数を「マイ計算」領域のサブフォルダに整理します。ワークブックに計算を格納するフォルダの作成を参照してください。
背景、境界線、影のスタイルをキャンバス・テンプレートに保存 ワークブック・キャンバス・テンプレートの作成時に、ビジュアライゼーションの背景、境界線、影のスタイルを指定します。ワークブックの構築およびビジュアライゼーションの作成の開始を参照してください。
ダッシュボード・フィルタのフィルタ・スタイルの選択 ダッシュボード・フィルタのスタイルおよび書式を指定して、キャンバス・コンシューマのフィルタ処理エクスペリエンスを向上させます。ダッシュボード・フィルタのスタイルの変更を参照してください。
ユーザー・プロファイルでのロケールと言語プリファレンスの設定 ユーザー・プロファイルでロケールと言語プリファレンスを設定し、ブラウザの設定をオーバーライドします。ユーザー・インタフェースは指定した言語で表示され、時間、日付および通貨データは指定したロケールに基づいて表示されます。「データ・ビジュアライゼーションのユーザー・インタフェースのローカライズ」を参照してください。
永続フィルタ値を使用したワークブックURLの共有 他のユーザーがすでに適用されているフィルタ選択でワークブックを表示できるように、永続フィルタ値を使用してワークブックURLを共有します。永続フィルタ値を使用したワークブックURLの共有を参照してください。
ダッシュボード・フィルタ・コントロールのスタイル設定 アウトラインの表示または非表示によって、ダッシュボード・フィルタ・コントロールのフィルタ・セレクタをスタイル設定します。標準スタイルとフィルタ・チップ・スタイルの両方で使用できます。ダッシュボード・フィルタの一般プロパティを参照してください。
「表示」の自動モードと手動モードの切り替え 「表示」の自動モードと手動モードを切り替えるアイコンを簡単に見つけることができます。モードの切り替えによって発生する処理の説明が改善されました。「表示」の自動モードと手動モードの切り替えを参照してください。
パラメータを使用したビジュアライゼーションの表示または非表示 パラメータの選択値に基づいてキャンバス上のビジュアライゼーションを表示または非表示にして、ダッシュボードの対話型操作を促進します。ビジュアライゼーションを条件付きで表示または非表示にするためのパラメータの使用を参照してください。
ワークブックでの選択ステップの使用 ワークブックのフィルタ・バーに選択ステップを追加し、ビジュアライゼーションの階層列をフィルタして、表示するデータを絞り込みます。選択ステップについてを参照してください。

データ接続、モデリングおよび準備

機能 説明
ファイルベースのデータセットにフィルタを追加 「定義の編集」ダイアログを使用して、ファイルベースのデータセット用のフィルタを追加し、より広範なワークブック・データにフィルタを適用します。データセット表のフィルタ処理を参照してください。
時系列関数の追加 ワークブックでAGO、TODATE、PERIODROLLINGなどの時系列関数を使用して予測やトレンド分析を行います。時系列関数およびワークブックでの計算済データ要素の作成を参照してください。
期間をより簡単に計算 データセット内の2つの日付またはタイムスタンプ間のワークブックでの期間をより簡単に計算します。たとえば、年、四半期、月、週などの計算期間があります。変換エディタのリファレンスを参照してください。
Delta Shareへの接続 ワークブックのデータ・ソースとしてDelta Shareを使用します。デルタ共有を使用したデータへの接続を参照してください。
OCIデータ・フローSQLエンドポイントへの接続 ワークブックでOCIデータ・フローSQLエンドポイントからデータに接続します。OCIデータ・フローSQLエンドポイントの分析の概要を参照してください。
OData V4への接続 ODataバージョン4のデータに基づいてワークブックを作成します。「動作保証 - サポートされているデータ・ソース」を参照してください。
ユーザー資格証明を使用したOracle Databaseへの接続 ユーザーがOracle Databaseへの接続時に自身のデータベース資格証明を入力できるようにします。「Oracleデータベースへの接続」を参照してください。
OCIオブジェクト・ストレージに格納されているファイルからのデータセットの作成 OCIオブジェクト・ストレージ・バケットに格納されたファイルを使用して、ワークブックの複数表データセットを作成します。OCIオブジェクト・ストレージからのデータセットの作成を参照してください。
より効率的なワークブック作成 基礎となるデータセットの問合せパフォーマンスをより安定させることで、より効率的なワークブックを作成します。この機能を利用するには、データ・アクセス・モードを自動キャッシュに設定します。
カスタム・ナレッジで数字のみのキーを使用したデータの強化 完全に数字で構成されるキーをサポートするようになったカスタム参照ナレッジを使用してデータを強化します。これにより、UNSPSCコードなど、テキストではあるが数字のみを含む一般的な分類コードを使用できるようになります。数字のみのキーの使用を参照してください。
推奨を使用して、データ列をメジャーまたは属性としてロード データ列をメジャーや属性として解釈するための拡張機能が使用可能になったことを示すアラート(魔法の杖アイコン)を使用して、データをより効果的に強化します。さらに、どの列を変更または保持するかを表示し、選択できます。メジャーおよび属性の列タイプの変更を参照してください。
データ・ロード履歴のプログラムでのモニター REST APIを使用して、データセットのリロード履歴を取得します。データセットのリロード履歴の取得データセットの最新リロード履歴の取得およびデータセット・ジョブのリロード履歴の取得を参照してください。
データ・フローおよびシーケンスの実行履歴のプログラムでのモニター REST APIを使用して、データ・フローおよびシーケンスの実行履歴を取得します。

データ・フローの詳細は、データ・フローの実行履歴の取得データ・フローの最新実行履歴の取得およびデータ・フロー・ジョブの実行履歴の取得を参照してください。

シーケンスの詳細は、シーケンスの実行履歴の取得シーケンスの最新実行履歴の取得およびシーケンス・ジョブの実行履歴の取得を参照してください。

セマンティック・モデラーによる汎用JDBC接続のサポート 汎用JDBC接続を構築して、セマンティック・モデラーにより、データ・ソースにアクセスし、モデル化します。セマンティック・モデルでサポートされているデータ・ソースを参照してください。
データセットの増分更新 フルロード(すべてのデータをロード)、挿入(新しいデータを既存のデータに追加)またはアップサート(新しいデータと更新されたデータをロード)を使用して、データセットを増分更新します。「データセット・データの増分リロード」を参照してください。

強化された分析と機械学習

機能 説明
質メトリックを使用した機械学習モデルの評価 モデルの検査ダイアログの新しい「質」タブからアクセスできる質メトリックを使用してAutoMLによって生成された機械学習モデルにアクセスします。「予測モデルの質の評価」を参照してください。
ドキュメント分類およびキー値抽出のためのカスタム・モデルのデプロイ Oracle Cloud Infrastructure Document Understandingと統合する際に、カスタム・モデルを使用してドキュメント分類およびキー値抽出を実行します。ドキュメント分類およびキー値抽出の実行を参照してください。
カスタムOCI Languageモデルのデプロイ カスタム名付きエンティティ認識およびテキスト分類モデルをOracle Analytics Cloudから直接デプロイします。Oracle AnalyticsでのOCI Languageモデルの使用を参照してください。
OCI顔検出モデルのデプロイ イメージ内の人間の顔とそのランドマークの場所を識別し、信頼度スコアを示すことができるOCI顔検出モデルをデプロイします。Oracle AnalyticsでのOCI Visionモデルの使用を参照してください。
OCI Languageモデルをより簡単にデプロイ ワークブックで入力言語を指定することなく、センチメント分析やキー・フレーズ抽出などのOCI言語モデルをデプロイします。データセットへのOCI Languageモデルの適用を参照してください。
データセットでのジオメトリ列のサポート データ駆動マップ・レイヤーおよび空間計算で使用するために、ジオメトリ・データ型の列をデータセットに含めることができます。ビジュアライゼーションでのジオメトリ・データ型列の使用を参照してください。
より選択的なコンテンツの難読化 AI言語PII識別モデルをデプロイすると、どのコンテンツを難読化するかをより詳細に制御できます。「データセット内の機密データの不明瞭化」を参照してください。
自動インサイトの列の選択とインサイト・タイプの永続化 ワークブックを閉じて再度開いた後、「インサイト設定」パネルで永続化した列の選択とインサイト・タイプを確認します。自動インサイトを使用したデータのインサイトの迅速な取得を参照してください。
自動インサイトのリフレッシュによるフィルタの反映 フィルタを追加または更新した後に「自動インサイト」パネルをリフレッシュすると、そのフィルタに基づいて更新されたインサイトを表示できます。自動インサイトのリフレッシュによるフィルタの反映を参照してください。
有用なメタデータAutoMLモデルの確認 ワークブックで「モデル・インスペクタ」タブを使用して、AutoMLによって生成されたモデルに関する有用なメタデータを確認します。予測モデルの関連データセットとはを参照してください。
コンテキスト依存インサイトを使用したデータの理解 コンテキスト依存インサイトを使用すると、ビジュアライゼーションで選択されている特定のデータに関して、有意義なインサイトが表示されます。コンテキスト依存インサイトを使用したデータの理解を参照してください。

パフォーマンス、コンプライアンスおよび管理

機能 説明
ワークブックの「次により値を制限」オプションのデフォルト動作の制御 デフォルトでフィルタの選択により相互に制限されるかどうかを指定します。システム設定「フィルタのデフォルトの「次により値を制限」」を使用して、組織のデフォルト動作を変更します。デフォルトの動作はワークブック内でオーバーライドできます。パフォーマンスおよび互換性のオプション - フィルタのデフォルトの「次により値を制限」を参照してください。
ワークブックのパーソナライズの有効化または無効化 システム設定(ワークブックのパーソナライズの有効化)を使用して、ユーザーがワークブックをパーソナライズをできるかどうかを制御します。システム設定 - ワークブックにおけるパーソナライズの有効化を参照してください。
セマンティック・モデルのロードの高速化 システム設定により、複数のスレッドを使用してセマンティック・モデルをより速くロードできるようにします。パフォーマンスと互換性のオプション - 複数スレッドを使用したセマンティック・モデルのロードを参照してください。
配信のより効率的なフィルタ処理

配信に対して複数のフィルタを選択し、一度に1つずつではなく1回適用します。配信を検索およびモニターするためのより効率的な方法です。電子メールまたはエージェント経由で配信するレポートのトラッキングを参照してください。

電子メール配信レポートの生成 電子メール配信に関する情報を含むレポートを生成し、レポートをCSVファイルにエクスポートします。配信レポート(CSV)の生成およびダウンロードを参照してください。
従来よりもきめ細かに分析ユーザーに権限を付与

様々なユーザー・アクションを付与するには、個々の権限を使用します: ワークブック・データのエクスポート、データセット・ファイルのダウンロード、DVAファイルへのコンテンツのエクスポート、セキュリティ(ユーザーおよびアプリケーション・ロール)の管理、スナップショットの管理、ソーシャル・チャネルの管理、カスタム・グループの作成と編集、共有レイアウトの作成と編集、共有テーマの作成と編集、テーマとレイアウトの管理。

各コンソール・ページ(「接続」、「コンテンツ」、「拡張機能」、「マップ」および「ウィルス・スキャナ」)へのアクセス権を付与するには、個々の権限を使用します。

権限についてを参照してください。

配信の受信者の一元管理 「配信のモニター」ページから、すべての配信の受信者を表示および編集できます。電子メール配信とエージェントの両方の受信者を管理する簡単な方法。配信の受信者の表示および編集を参照してください。
複数の配信のタイム・ゾーンを変更する時間の節約 複数の配信のタイム・ゾーンを変更する時間を節約できます。配信を複数選択し、すべての配信に新しいタイム・ゾーンを設定するか、特定のタイム・ゾーンを更新します。配信の所有者またはタイム・ゾーンの変更を参照してください。
スナップショットのパスワード変更の理解 最小パスワード長が14文字に拡張されました(以前は8文字)。スナップショットのエクスポートを参照してください。
カタログ・クロール・スケジューリングの更新の理解

カタログ・クロールを実行するためのデフォルト頻度は、月次です(以前は週次)。カタログ・クロール間に指定できる最小の日数は、7日です(以前は1日)。

定期的なコンテンツ・クロールのスケジュールを参照してください。

分析における問合せの検証とブロック JavaScriptでカスタム検証スクリプトを開発し、分析基準や列の計算式を検証し、無効な問合せをブロックします。カスタムJavaScriptを使用した分析における問合せの検証とブロックを参照してください。

OAS 2025でサポートが終了した機能

Oracle Analytics Serverでサポートが終了した機能を参照してください。

製品ガイドの強化点

新規または機能強化コンテンツ 対象読者 詳細情報
Oracle Analyticsインスタンスを開発および拡張する方法を説明する新しい開発者ガイド。たとえば、カスタム拡張機能の作成および管理、アプリケーションおよびWebページへの分析コンテンツの埋込みなどです。 開発者

Oracle Analytics Server開発者ガイドを参照してください。

Oracle Analytics Serverでプロセスを自動化する方法、および機能にプログラムでアクセスする方法を説明する新しいREST APIガイド。たとえば、カタログ、安全ドメインおよびシステム設定をプログラムで管理します。

開発者

Oracle Analytics Server REST APIを参照してください。

Oracle Analytics Server 2024の新機能

ご使用中のOracle Analytics Serverのエクスペリエンスを改善するために最近追加された新機能および拡張機能の概要をここで説明します。

Oracle Analytics Server 2024の新機能

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング

機能 説明
タイル・ビジュアライゼーションへの説明の追加 タイル・ビジュアライゼーションに、ワークブック・コンシューマをガイドするための説明を記載した注釈を付けます。ビジュアライゼーション・プロパティについてを参照してください。
ワークブックのフィルタ・バーの調整 「表示」でワークブックのフィルタ・バー・オプションを指定します。フィルタを読取り専用にする、フィルタ・メニューを非表示にする、あるいはフィルタを追加、削除または無効化することを選択します。「表示」でのワークブック・フィルタ・オプションの指定を参照してください。
アイコンや絵文字を使用したワークブック・データへの注釈付け ワークブックの条件付き書式ルールに基づき、アイコンや絵文字を使用して、表およびピボット表のラベルに注釈を付けます。条件付き書式の使用方法を参照してください。
フィルタ・バーのパラメータの設定を自動的に適用する フィルタ・バーのパラメータから選択されたフィルタ値をワークブックに自動的に適用するか、ユーザーが手動で適用する必要があるかを指定します。自動的に適用されるフィルタについてを参照してください。
二重列リスト・フィルタへの二重列パラメータのバインド 二重列パラメータを作成し、ワークブックの二重列リスト・フィルタにバインドします。「パラメータの作成と二重列フィルタへのパラメータのバインド」を参照してください。
リスト・フィルタにパラメータをバインドする ワークブックのリスト・フィルタにパラメータをバインドし、選択したフィルタ値をパラメータに渡します。ワークブックのリスト・フィルタにパラメータをバインドすると、コンテンツの作成者が、パラメータに格納された値を動的に受け入れることや、格納、操作することが可能になります。既存のフィルタへのパラメータのバインドを参照してください。
範囲フィルタへのパラメータのバインド ワークブックでパラメータを範囲フィルタの開始日および終了日の値、または最小数値および最大数値の値にバインドします。パラメータの作成および既存のフィルタへのバインドを参照してください。
使用可能な値のリストからのパラメータの初期値の選択 使用可能な値のリストからワークブックのパラメータを作成し、そのパラメータの初期値を使用可能な値のドロップダウン・リストから選択します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
条件付き(ルールベース)の注釈 指定された条件ルールに一致したときにデータに注釈を付けます。データへの条件付き書式の追加を参照してください。
条件付き書式設定 - ルール・ブレンド ルール・スタイルのブレンド。たとえば、あるルールでセルに色を付け、別のルールでセルのフォントを太字にすることが可能です。データへの条件付き書式の追加を参照してください。
折れ線グラフ、面グラフ、組合せチャートおよびオーバーレイ・チャートの線のプロパティと透明度を構成します。 ワークブック内の折れ線グラフ、面グラフ、組合せチャートおよびオーバーレイ・チャートの線のスタイル、太さおよび透明度のプロパティを構成します。グラフの線のパターンおよび幅の変更を参照してください。
ワークブックのパラメータ値の検証を制御 パラメータを保存する際、およびそのパラメータを使用するワークブックを開く際に、パラメータの初期値や使用可能な値を検証するかどうかを指定します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
ワークブックのズームの制御 コンシューマがワークブック・コンテンツを表示する際に、ズーム・コントロールを表示するかどうかについて、「表示」を使用してワークブックをカスタマイズします。「「表示」でのコンシューマ用「ズーム」ボタンの表示または非表示」を参照してください
文法列のコピーおよび貼付け(アクセシビリティ) キーボード・ショートカットを使用して、文法列のコピーおよび貼付けをより簡単に行います。「アクセシビリティの機能およびヒント」を参照してください。
コンシューマ・ユーザーとしてのウォッチリストの作成および管理 コンシューマ・ユーザーとしてウォッチリストを作成および管理し、お気に入りのワークブックのビジュアライゼーションに簡単にアクセスできるようにします。「表示」での「ワークブック」プロパティの設定「表示」での「キャンバス」プロパティの設定およびウォッチリストについてを参照してください。
コンポジット・タイルにあるメジャーからのデータ・アクションの作成 ワークブックのコンポジット・タイル・ビジュアライゼーションにあるメジャーから直接、データ・アクションを作成します。データ・アクションの使用を参照してください。
タイルからのデータ・アクションの作成 ワークブックのタイル・ビジュアライゼーションから直接、データ・アクションを作成します。データ・アクションの使用を参照してください。
PATCHメソッドを使用するデータ・アクションを作成する ワークブックでPATCHメソッドを使用するHTTPリクエストのデータ・アクションを作成します。HTTPデータ・アクションの作成を参照してください。
サブジェクト領域の二重列のパラメータの作成 別名およびキー値のオプションを使用して、ワークブック内の二重列のパラメータを作成します。パラメータの作成と二重列タイプ・フィルタへのパラメータのバインドおよび二重列に論理SQL問合せを使用するパラメータの作成を参照してください。
ワンクリックでパラメータを作成する ワークブックのリスト・フィルタでワンクリックし、パラメータを作成してリスト・フィルタにバインドします。パラメータの作成およびフィルタへのバインドを参照してください。
「表示」拡張機能を使用した魅力的なワークブックのキュレート 「表示」拡張機能を使用すると、魅力的なユーザー・ワークブックを簡単にキュレートできます。プレゼンテーション・フローとはを参照してください。
タイルのセカンダリ・メジャーのカスタム・ラベル タイル・ビジュアライゼーションのセカンダリ・メジャーにカスタム・ラベルを追加します。ビジュアライゼーション・プロパティについてを参照してください。
ビジュアライゼーション・ツールバーを表示または非表示にする

ダッシュボードの使用感をキュレートする際に、ワークブック・ユーザーの表示項目のビジュアライゼーション・ツールバーを表示または非表示にします。ユーザーとキャンバスとの対話方法の指定を参照してください。

時間ベースのカテゴリ列の基準線の描画 ワークブックの日付と日時カテゴリ列について、基準線の描画、書式設定、および基準線のz順序の制御を実行します。ビジュアライゼーションへの参照線の追加を参照してください。
強化されたデータ・アクション・ルール データ・アクションを使用して、ターゲット・ワークブックにフィルタ・コンテキスト値を提供します。データ・アクションの使用を参照してください。
強化された散布図ビジュアライゼーション・プロパティ 点、点の輪郭と境界線、透明度および関連する点の接続にカスタム色を使用して、より強力な散布図ビジュアライゼーションを作成します。散布図を参照してください。
埋め込まれたワークブック・キャンバスでのナビゲーションの拡張 埋め込まれたワークブック・キャンバスのナビゲーションを、データ・アクションを使用して拡張します。「ダッシュボードでのワークブックおよびビジュアライゼーションの埋込み」を参照してください。
Excel形式への表データのエクスポート ワークブック表またはピボット表からExcelに、書式設定されたデータをエクスポートします。「ビジュアライゼーションからExcelへの書式設定されたデータのエクスポート」を参照してください。
リスト・ボックスを使用したワークブックのフィルタ ダッシュボード・フィルタまたはビジュアライゼーション・フィルタにリスト・ボックス・フィルタ・タイプを使用して、リスト・フィルタで簡単に選択できるようにします。ダッシュボード・フィルタについてを参照してください。
リージョンおよびポイント・レイヤーの色の書式設定 マップ・レイヤー・プロパティで、リージョンおよびポイント・レイヤーのワークブックでの色を選択します。単一のマップ・ビジュアライゼーションへの複数のデータ・レイヤーの適用を参照してください。
サブジェクト領域アイテムの日時の書式設定 ワークブック内のサブジェクト領域をベースとした列や計算の日時を書式設定します。ビジュアライゼーション・プロパティについてを参照してください。
負数の赤の書式設定がより簡単に ワークブックでの負数の表示書式を1回のクリックで素早く赤に変更します。ビジュアライゼーションの数値の書式設定を参照してください。
負のy軸の値の書式設定 ワークブックの負の値について、負のy軸を付けて100%の積上げ棒グラフを表示します。棒グラフを参照してください。
ビジュアライゼーションでの短縮形による数値の書式設定 ワークブックのビジュアライゼーションにおける大きなメジャー数値の短縮形を1文字で表します。数値および通貨値のスケール・オプションの設定を参照してください。
パラメータ値の書式設定 ワークブック・ユーザーのロケールに基づいて、数値のパラメータ値を書式設定します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
マップの要素の書式設定 ワークブック内の境界線および輪郭の色や、ポイント、線および領域の幅など、マップのビジュアライゼーションの要素を書式設定します。マップでのアウトラインのポイントおよび形状への追加を参照してください。
マップの線の太さの書式設定 ワークブックの線マップ・レイヤーで、線の太さを選択します。単一のマップ・ビジュアライゼーションへの複数のデータ・レイヤーの適用を参照してください。
タイル・ビジュアライゼーションにスパーク・チャートを組み込む

ワークブックの新しい文法パネルを使用して、タイル・ビジュアライゼーションにスパーク・チャートを簡単に構成できます。スパーク・チャートを使用したトレンドの調査を参照してください。

ツリー・マップおよびグリッド・ヒートマップのラベル付け 拡張プロパティを使用して、ワークブック内のツリー・マップおよびグリッド・ヒートマップにラベルを付けます。マップへのデータ・ラベルの追加を参照してください。
リスト・ボックス・ダッシュボード・フィルタのオプション カスタム値、nullセレクタおよび「すべて」値オプションを使用して、ワークブック内のリスト・ボックス・ダッシュボード・フィルタの選択オプションを指定します。ダッシュボード・フィルタについてを参照してください。
カスタム・ワークブックの詳細のローカライズ ワークブック名、キャンバス名、ビジュアライゼーション・タイトル、カスタム・ラベルなど、ワークブックのカスタム・ユーザー文字列をローカライズします。「Data Visualizationワークブックのキャプションのローカライズ」を参照してください。
無効なフィルタの特定 ワークブック内の無効なフィルタを瞬時に特定して把握できます。無効なフィルタを示すアイコンが表示され、その上にカーソルを置くと、そのフィルタが無効な理由と修正方法がわかります。
マップの条件付き書式設定 他のビジュアライゼーション・タイプとともに、マップ・ビジュアライゼーション内の重要なデータ・イベントを強調表示します。条件付き書式の使用方法を参照してください
上位タブを使用したキャンバスのナビゲーション 「表示」で「上位タブ」ワークブック・ナビゲーション形式を選択して、キャンバス・ナビゲーション・コントロールをワークブックの上部に追加します。「「表示」でのワークブック・キャンバス・ナビゲーションの指定」を参照してください。
パラメータの強化 パラメータの初期値が不要になり、候補となる最初のデータ値を初期値として使用できるようになりました。ワークブックの作成者は、タイル・ビジュアライゼーションのセカンダリ・メジャー・ラベルにパラメータを含めることができます。パラメータをタイル・ビジュアライゼーションのメジャー・ラベルで使用
再利用可能な値のパラメータ ワークブックにパラメータを作成し、再利用可能な値を格納および管理して、変数のように使用します。パラメータはセレクタとして使用することが可能で、ユーザーがデータの表示を変更できるようになります。また、パラメータは、ビジュアライゼーションのプロパティ、論理SQL式、式フィルタ、計算、データ・アクションおよびワークブックの移動で、コントロールとしても使用できます。パラメータの機能およびパラメータの作成を参照してください。
データ・アクションで別名を渡す パラメータに別名を含めて、データ・アクションに含まれるターゲット・ワークブックの各キー値の表示値を送信します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
埋め込まれたワークブック・コンテンツにパラメータ値を渡す <oracle-dv>埋込みタグを使用して、アプリケーションに埋め込まれたOracle Analyticsコンテンツにパラメータ値を渡します。「HTMLページにパラメータを渡す」を参照してください。
ワークブック・フィルタ値のパーソナライズ ワークブックを再度開いた際に、ダッシュボード・フィルタの選択内容、ビジュアライゼーション・フィルタの選択内容、「フィルタとして使用」が有効化されている任意のビジュアライゼーションが保持されます。パーソナライズされた選択内容を、作成者が定義したワークブックに戻す選択ができます。ワークブックのプレゼンテーション・フローで、フィルタのパーソナライズをオフにします。フィルタのパーソナライズについておよび「表示」でのパーソナライズ・オプションの指定を参照してください。
クラシック・ダッシュボードのすべてのページを印刷 ダッシュボードのすべてのページを1回のアクションで印刷します。ダッシュボードの印刷を参照してください。
ダッシュボード・ユーザーに対するフィルタ値の要求 ワークブックでダッシュボード・フィルタとして使用されるパラメータの値をユーザーが選択する必要があるかどうかを指定します。パラメータの作成およびリスト・ボックス・ダッシュボード・フィルタへのバインドを参照してください。
カスタム・ラベルの名前を指定し、選択モードを設定する ワークブックのビジュアライゼーションのフィルタのラベル名を指定し、選択を1つにするか複数にするかのフィルタ・コントロールを設定します。ビジュアライゼーション・フィルタのラベルのカスタマイズおよびフィルタの複数選択の無効化を参照してください。
ナビゲーション・メニューからコンテンツへの素早いアクセスの提供 ワークブックやダッシュボードを保存する際にキュレートされたワークブックまたはダッシュボード・フォルダを選択すると、そのワークブックまたはダッシュボードへのリンクが、ナビゲーション・メニュー(ワークブック)またはダッシュボード・メニュー(ダッシュボード)に表示されます。ワークブックの構築およびビジュアライゼーションの作成の開始および最初のダッシュボードの作成を参照してください。
パラメータ値のデータ列の選択 ワークブックのパラメータの使用可能な値を入力するデータ列を選択します。パラメータのプロパティについてを参照してください。
ユーザー・プロファイルでのロケールと言語プリファレンスの設定 ユーザー・プロファイルでロケールと言語プリファレンスを設定し、ブラウザの設定をオーバーライドします。ユーザー・インタフェースは指定した言語で表示され、時間、日付および通貨データは指定したロケールに基づいて表示されます。「データ・ビジュアライゼーションのユーザー・インタフェースのローカライズ」を参照してください。
ウォッチリストの共有 ウォッチリストをワークブック・ユーザーと共有して、役立つビジュアライゼーションを提供します。ウォッチリストの共有を参照してください。
QRコードなどのオプション付きのワークブック・リンクの共有 QRコードなど、様々なオプションがあるリンクを使用して、ワークブックを共有します。
マップのジオメトリの上に詳細を表示 説明またはその他の情報(メトリックや属性値など)を、ワークブックのマップ・ビジュアライゼーション上のジオメトリの上に表示します。
ダッシュボードのフィルタ・バーの表示または非表示 ワークブックの表示項目ページでダッシュボードを設計する際に、ダッシュボードにフィルタ・バーを表示するか非表示にするかを選択できます。ダッシュボードのフィルタ・バーの表示または非表示を参照してください。
ワークブックおよびキャンバスのヘッダー・ツールバー・オプションの指定 「表示」を使用して、エクスポート、データのリフレッシュ、ノート、元に戻すおよびやり直し、パーソナライズを元に戻すなどのツールバー・オプションの表示と非表示をワークブック・レベルで切り替えます。ワークブックのツールバー・オプションをキャンバス・レベルでオーバーライドします。「表示」でのワークブック・ツールバー・オプションの選択および「表示」でのキャンバス・ビジュアライゼーション・ツールバー・オプションの選択を参照してください。
ワークブックおよびキャンバスのビジュアライゼーション・ツールバーとメニュー・オプションの指定 「表示」を使用して、ビジュアライゼーション・ツールバーおよびメニュー・オプションの表示と非表示をワークブック・レベルで切り替え、ビジュアライゼーション・ツールバーおよびメニュー設定をキャンバス・レベルでオーバーライドします。「表示」でのワークブック・ビジュアライゼーション・アクションの指定および「表示」でのキャンバス・ビジュアライゼーション・メニュー・オプションの指定を参照してください。
マップのスタイル設定の簡素化 ユーザーがカスタマイズしない場合、マップ・ビジュアライゼーションのスタイル・リージョン、ポイントおよび罫線が、デフォルトの幅と色で表示されます。マップ背景によるビジュアライゼーションの強化を参照してください。
複数のデジタル署名のサポート 複数のデジタル署名を登録し、PDFレポート用のデジタル署名を選択します。「デジタル署名の適用」を参照してください。
配布の時間フィルタ 「最終日」や「過去7日間」のフィルタを使用して、最新の配布を簡単に確認できます。電子メールまたはエージェント経由で配信するレポートのトラッキングを参照してください。
パラメータに使用可能な値の計算列への使用 ワークブックの自分の計算フォルダから計算済の列を選択すると、パラメータの使用可能な値が表示されます。パラメータのプロパティについてを参照してください。
データ・アクションを使用して、フィルタにバインドされたパラメータ値を外部のワークブックに渡す リスト・フィルタにバインドされたパラメータ値をデータ・アクションに渡すことで、ワークブックのナビゲーションが強化されます。分析リンク・データ・アクションを使用してパラメータ値を渡すを参照してください。
PDF出力のデフォルト・フォントにGo Notoを使用 分析、ダッシュボードおよびピクセルパーフェクトの各レポートで、PDF出力のデフォルト・フォントにGo Notoを使用できるようになりました。レポートやダッシュボードで、Google Notoフォントをテストすることをお薦めします。

PDF出力のプロパティおよびライセンス提供されるMonotypeフォントと置き換えるオープンソース・フォントを参照してください。

パラメータ値のSQL文の検証 ワークブックのパラメータの使用可能な値や初期値の入力に使用されているSQL文を検証してエラーを見つけます。パラメータのプロパティについてを参照してください。
ライン・スペーサで視覚的にセクションを区切る ワークブックでライン・スペーサを使用して、キャンバスの形式を整えます。フィルタおよびその他のビジュアライゼーション・タイプを参照してください。
コンテンツに簡単にアクセスするためのウォッチリスト ホーム・ページから分析コンテンツに、より簡単かつ効果的にアクセスできるターゲット・リンクを表示します。ウォッチリストの作成を参照してください。

データ接続、モデリングおよび準備

機能 説明
高度なデータベース接続情報 一重引用符''、二重引用符""または角カッコ[]など、データベースの表名および列名の識別子タイプを指定します。大文字、小文字、または大/小文字混在のデータへの接続を参照してください。
データ・フロー内のテキスト列の集計 様々な事前定義済のデリミタを使用してデータ・フロー内のテキスト列を集計します。自分のデータを編成および統合するために使用できるステップを参照してください
セマンティック・モデラーでの使用状況トラッキング・データベースの構成 セルフサービスによるデータ接続を使用して、セマンティック・モデラーで使用状況トラッキング・データベースを構成します。「セマンティック・モデラーによる使用状況トラッキング・データベースの指定」を参照してください。
RESTエンドポイントを使用したデータ・ソースへの接続 RESTエンドポイントを介してデータ・ソースに接続し、データの内部的な形式や構造を理解する必要なく、多数のトランザクションSaaSまたはPaaSアプリケーションのデータを分析します。「RESTエンドポイントからのデータへの接続」を参照してください。
Oracle分析ビュー・インスタンスへの接続 ワークブックのデータ・ソースとしてOracle分析ビューを使用します。Oracle分析ビューへの接続を参照してください。
データ接続による使用状況トラッキング・データベースへの接続 データ接続を使用して、Oracle DatabaseまたはOracle Autonomous Data Warehouseの使用状況をトラッキングします。「使用状況トラッキングの前提条件」を参照してください。
Delta Shareへの接続 ワークブックのデータ・ソースとしてDelta Shareを使用します。サポートされるデータ・ソースを参照してください。
Google Analytics V4への接続 ワークブックのデータ・ソースとしてGoogle Analytics V4を使用します。サポートされるデータ・ソースを参照してください。
MySQL Heatwaveへの接続 MySQL Heatwaveデータベースに基づいて、分析コンテンツを作成します。サポートされるデータ・ソースを参照してください。
スノーフレークへの接続 ピクセルパーフェクト・レポートのデータ・ソースとして、スノーフレーク・データベースを使用します。「スノーフレーク・データ・ウェアハウスへの接続の設定」を参照してください。
Verticaへの接続 ピクセルパーフェクト・レポートのデータ・ソースとして、Verticaデータベースを使用します。「Verticaデータ・ウェアハウスへの接続の設定」を参照してください。
シノニムを使用した拡張検索 データセットの列にシノニムを指定し、ワークブックのコンテンツをホーム・ページから検索しやすくします。「検索しやすい分析コンテンツにする」を参照してください。
ビジュアル化キャンバスからのデータのエンリッチ ナレッジ・エンリッチメントに基づくデータ・アイテムをビジュアル化キャンバスにドラッグすることで、ワークブックのデータをより簡単にエンリッチします。データ・エレメント・ツリーで、分類された列ごとのナレッジ・エンリッチメントの可用性を示す矢印を探します。ワークブック・エディタでのナレッジ・エンリッチメントの使用を参照してください。
親子関係表スクリプトの生成 セマンティック・モデル内の親子階層に必要な関係表を作成してデータを移入するSQLスクリプトを生成します。「親子関係表を作成するスクリプトの生成」を参照してください。
ローカル・サブジェクト領域に基づいたデータセットのプロファイリングの向上 シンプルな上位Nサンプルを使用し、ローカル・サブジェクト領域に基づいて、データセットのプロファイリングを向上します。データ・プロファイルおよびセマンティク推奨を参照してください。
列名によるデータ表のマージ ワークブック・データのデータ・フローで「行の結合」ステップを使用する際、列の位置による既存のマージに加え、列名によるデータ表のマージが行われます。自分のデータを編成および統合するために使用できるステップを参照してください
データ・フロー内の列の並替え データ・フローを使用してデータを準備するときに列を並べ替えます。自分のデータを編成および統合するために使用できるステップを参照してください
ロールベースのフィルタ アプリケーション・ロールに基づいてデータセットのフィルタを作成することで、ワークブック内のデータセットのコンシューマに対し、コンシューマのロールに関連するデータのみが表示されるようにします。データセットでのロールベースのフィルタの使用を参照してください。
データ・フローのスケジュールがより簡単に 定期的に実行するデータ・フローをより簡単にアクション・メニューからスケジュールして、ワークブックのデータを準備します。スケジュール済のジョブをジョブ・ページから管理することもできます。「特定の時刻でのデータセットの生成または更新」を参照してください。
RFC8332 RSAキーを使用して、ピクセルパーフェクト・レポートを安全に配信する RFC8332 RSAキー(SHA-256またはSHA-512)を使用し、SFTPでピクセルパーフェクト・レポートを配信します。「SFTPのSSHオプション」を参照してください。
セマンティック・モデラー セマンティック・モデラーとは、最新のユーザー・インタフェースを備えたブラウザベースのデータ・モデリング・ツールです。セマンティック・モデル(ガバナンス対象データ・モデル)を作成するための合理化されたユーザー・エクスペリエンスを提供し、Oracle Analyticsと完全に統合されています。「セマンティック・モデリングの開始」を参照してください。
データ・フローおよびシーケンスを共有する 他のOracle Analyticsユーザーとデータ・フローやシーケンスを共有すると、そのユーザーがそれを使用して、ワークブックのデータを準備できるようになります。共有することで、データ準備プロジェクトでの連携や、Oracle Analyticsのアセットやリソースの再利用が可能になります。「データ・フローおよびシーケンスの共有について」を参照してください。
セマンティック・モデルを共有する権限を指定する 権限を割り当てて、他の開発者によるセマンティック・モデルへのアクセスや変更を可能にします。「権限を使用したセマンティック・モデルの共同開発」を参照してください。
置換を使用したデータの変換 1回の変換で複数の値を処理するための置換文字列を入力することにより、変換エディタでデータを強化します。置換を使用したデータの変換を参照してください。

強化された分析と機械学習

機能 説明
自動インサイト・タイプ・セレクタ 提示するビジュアライゼーションのタイプを選択することで、インサイトを詳細にチューニングします。自動インサイトで表示されるビジュアライゼーション・タイプの指定を参照してください。
データ・フローでのAutoMLモード Oracle Autonomous Data WarehouseのAutoML機能を使用して、Oracle Analyticsにより、予測モデルが作成されます。Oracle Autonomous Data WarehouseのAutoMLを使用した予測モデルのトレーニングを参照してください。
AI言語PII識別モデルのデプロイ AI言語PII識別モデルをデプロイして、データセット内の機密データをマスクします(隠します)。「データセット内の機密データの不明瞭化」を参照してください。
事前定義済のOCI Document Understandingモデルの呼出し データ・フローで事前定義済のOCI Document Understandingモデルを呼び出して、ドキュメント分類およびキー値抽出を実行します。「ドキュメント分類およびキー値抽出の概要」を参照してください。
Explainのすべてのタブで使用可能な設定ペイン ワークブックでより包括的な設定を使用して、Explainのすべてのカテゴリで使用されている列を制御し、ユーザーに推奨されるインサイト(基本ファクト、キー・ドライバまたはセグメントなど)を細かく調整します。「Explainを使用したデータ・インサイトの確認」を参照してください

パフォーマンス、コンプライアンスおよび管理

機能 説明
安全ドメインでのフォーム・アクションの制御 安全ドメインでのフォームの送信を許可または制限します。安全なドメインの登録を参照してください。
ユーザーの非アクティブ・タイムアウトの制御 ユーザーが非アクティブになってから、ブラウザまたはモバイル接続の再認証が必要になるまでの時間の長さをカスタマイズするオプション。「システム設定 - ユーザーの非アクティブ・タイムアウト」を参照してください。
メール・サーバー構成の削除 メール・サーバーの設定を、1回のクリックでクリアします。「レポート配信のための電子メール・サーバーの設定」を参照してください。
RFC8268の新しいキー交換方式を使用したピクセルパーフェクト・レポートの安全な配信 次に示すRFC8268のDiffie-Hellmanキー交換方式を使用して、SFTP経由でピクセルパーフェクト・レポートを配信します:
  • diffie-hellman-group14-sha256
  • diffie-hellman-group16-sha512
  • diffie-hellman-group18-sha512

「SFTPのSSHオプション」を参照してください。

ユーザー定義のアプリケーション・ロールに個別の権限を付与 ユーザー定義のアプリケーション・ロールへの権限の付与をこれまでよりきめ細かく行うことで、セキュリティを微調整できます。権限についてを参照してください。
配信の復元オプション システムで配信を復元する際の柔軟性が向上します。配信を復元した後ただちに配信を再開するか、復元した配信を最初に無効にすることができます。配信スケジュールの復元および有効化を参照してください。
単一カタログ・アーカイブ・ファイルへの複数オブジェクトの保存 コンテンツを環境間でより簡単に移行します。カタログで複数のオブジェクトを選択し、そのコンテンツをローカル・ファイル・システムの.catalogファイルに保存します。「カタログ・アーカイブへのコンテンツの保存」を参照してください。
非アクティブ・ユーザーの自動サイン・アウト 非アクティブ・タイムアウトに達すると、ユーザーが自動的にサイン・アウトされます。セキュリティ・オプションを参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleサポートへのアクセス