単一の営業インスタンスでの複数のCPQプロセスの使用
複数のOracle CPQプロセスを使用して、製品の価格設定と見積を行うことができます -- 単一のOracle Salesインスタンスを使用して見積を作成し、商談に追加します。
構成、価格設定および見積(CPQ)プロセスは、商談属性に基づいて異なる場合があります。 たとえば、商談は、ビジネス・ユニット、収益金額、クローズ日または一部のカスタム属性によって異なる場合があります。 特定のプロセスへの接続は、SalesとOracle CPQの統合定義の一部として、商談属性の条件ルールによって定義されます。
商談属性に基づいてルールを設定し、複数のCPQプロセスへのアクセスを制御できます。 また、複数のCPQプロセスにわたるルールをインテリジェントに検証できます。
ノート: 複数プロセス機能は商談見積専用です。 他のオブジェクトに対するサポートはありません。
複数のプロセスを設定するステップの概要
- エンド・ポイントURL、プロセス名およびドキュメント名を指定して、Oracle CPQプロセスを定義します。 承認の詳細を入力します。
- 1つのプロセスを「デフォルト」としてマークしながら、複数のOracle CPQプロセスを「優先度」値で同時にアクティブに設定します。
- Oracle CPQプロセスごとに条件ルールを指定します。 ノート: ルールは、問合せ可能な商談属性にのみ記述できます。
アプリケーション・コンポーザで、商談属性を条件ルールに参加させる場合は、商談属性を検索可能に設定します。
- 変更内容を保存します。
ヒントおよび考慮事項
これらのヒントと考慮事項を念頭に置いてください:
- 1つのOracle CPQプロセスが常にデフォルトとして設定されます。 ルールが設定されていないか、ルールが正しく設定されておらず、特定のプロセスに解決できない場合は、見積のデフォルトとして指定されたプロセスが使用されます。
- 優先度メカニズムは、複数のOracle CPQプロセス・ルールが競合している場合に使用されます。 番号の小さいプロセスが優先度が高いとみなされます。
- 優先順位に基づいて各Oracle CPQプロセスの条件が評価され、見積が処理されている現在の商談と比較されます。