フォルダの概要
カタログ・フォルダには、作成するレポート、データ・モデル、スタイル・テンプレートおよびサブ・テンプレートが格納されます。
パブリッシャ URL (http://hostname.com:port/xmlpserver
)を使用してカタログ・フォルダを表示する場合、レポート、データ・モデル、スタイル・テンプレートなどのパブリッシャオブジェクトを管理できます。
自分と他のすべてのユーザーには、独自の個人フォルダ「マイ・フォルダ」があります。 個人フォルダ内のレポートにアクセスできるのは、そのフォルダを作成して保存したユーザーのみです。 個人フォルダの下にサブフォルダを追加して、最も論理的な方法でコンテンツを整理できます。
オブジェクトは、他のユーザーまたはグループがアクセスできる共有フォルダに保存することもできます。 管理者は共有フォルダ構造を作成および保守します。 権限によって、どのフォルダをどのユーザーが使用できるかが決まります。 権限はオブジェクト・レベルで割り当てられ、フォルダ内のレポートを表示、編集およびスケジュールできるユーザーを決定します。
Oracleは、アップグレードまたはパッチ適用プロセスの一環として、新しい更新されたコンテンツを提供することがあります。 監査時に、すべての事前作成コンテンツの最終変更日と所有者情報を無視します。 このコンテンツはOracleによってのみ所有され、「システム・アカウント」または内部パッチ適用ユーザー名が所有者として表示されます。 タイムスタンプは、パッチ適用、アップグレードまたはプロビジョニングの日付に対応します。
組み込みフォルダの組み込みレポートは編集できません。 http://hostname.com:port/xmlpserver
URLを使用してカスタマイズオプションにアクセスし、事前作成レポートとレポート・フォルダ構造をコピーします。 /Shared Folders/Custom
フォルダでは、レポートを編集してレイアウトの変更、新しいレイアウトの追加、レポート・プロパティおよびパラメータの変更、レポートのスケジュール、権限の変更を行うことができます。 「レポートのカスタマイズについて」を参照してください。
ノート:
カタログ・フォルダ内のコンテンツを管理します。 カスタム・フォルダのコンテンツのバックアップはユーザーが担当します。 Oracleでは、カスタム・フォルダから削除したコンテンツをリストアできません。 「OTBIフォルダの管理」を参照してください。
Oracleでは、次のことをお薦めします:
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/Shared Folders/Custom
フォルダの名前変更や削除はできません。共有フォルダでカスタム・フォルダ(正確な名前および大文字のC)が使用できない場合、組み込みレポートの「カスタマイズ」オプションは表示されません。
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カスタム・フォルダの下にあるフォルダの名前を変更したり、フォルダを削除する場合は注意してください。
カスタム・フォルダの下にあるフォルダの名前を変更または削除し、その名前変更または削除されたフォルダにカスタマイズされたレポートが含まれている場合、「パブリッシャ」はそのカスタマイズされたレポートを見つけることができません。 その後、「パブリッシャ」は、見つからないカスタマイズされたレポートに対応する事前作成レポートに対してリクエストされたアクションを実行します。
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マイ・フォルダおよびカスタム・フォルダのコンテンツは定期的にバックアップする必要があります。 「コンテンツのバックアップおよびリストアについて」を参照してください。
以前にバックアップしていない場合は、削除されたレポートを取得できません。