営業コーチおよびその他の要素と営業ステージの関連付け
営業コーチは、ベスト・プラクティスの販売方式を営業担当に提示して営業効率を向上させるメカニズムです。 教育ツール「営業コーチ」は、ヘルプを必要とする時間と場所で、経験の少ない営業担当者に商談の様々な側面を示すことができます。
管理者は、営業ステージに処理項目および推奨文書を関連付けることで、営業コーチを設定します。 営業担当は、商談の進行中にこれらの項目を表示できます。 教育コンポーネントまたはジョブ・エイドが特定の営業ステージに関連付けられているため、各営業ステージには、それに関連付けられる複数の処理項目および推奨文書が存在する可能性があります。
各営業ステージに定義できる要素は、次のとおりです。
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営業コーチ項目:
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処理項目(プロセス・ステップ): 営業担当が特定の営業ステージで商談を処理するときに実行することが推奨される処理です。 「処理項目」は、商談の編集ページの「営業コーチ」リージョンに表示されます。
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推奨文書: 特定の営業ステージで参照または共有することが推奨されるドキュメント、ファイルまたはURLです。 「推奨文書」は、商談の編集ページの「営業コーチ」リージョンに表示されます。
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その他の項目:
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タスク・テンプレート: タスク・テンプレートを定義して、営業担当が実行するタスクを設定できます。 詳細は、「タスク・テンプレートとアセスメント・テンプレートの関連付け」のトピックを参照してください。
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アセスメント・テンプレート: アセスメントを使用すると、営業担当は商談の状態を評価できます。 商談アセスメントは、商談の編集ページの「アセスメント」というラベルの付いた別のタブに表示されます。 詳細は、「商談アセスメントの設定に関するガイドライン」のトピックを参照してください。
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必須フィールド: 特定の営業ステージで特定のフィールドを必須としてマークできます。 営業担当が商談をその営業ステージに移行すると、必須としてマークしたフィールドは、次の営業ステージに移行する前にユーザーの入力を必要とするアスタリスク付きのフィールドになります。ノート: 必須フィールドの検証ではチェック・ボックス・フィールドがサポートされていないため、チェック・ボックス・フィールドを特定の営業ステージの必須フィールドとしてマークしないでください。
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処理項目(プロセス・ステップ)の追加
営業ステージに処理項目を追加する方法を次に示します。 設定ページの「プロセス・ステップ」リージョンで処理項目が設定されていることに注意してください。
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「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
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オファリング: 営業
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機能領域: 商談
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タスク: 販売方法および営業ステージの管理
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「販売方法の管理」ページで、営業ステージを変更する販売方法をクリックします。
「販売方法の編集」ページが表示されます。
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「販売方法の編集」ページで、変更する営業ステージをクリックします。 ページの上部に、営業ステージのコア情報がすでに入力されていることが前提となります。 これらのフィールドの詳細は、「販売方法と営業ステージの作成および編集」のトピックを参照してください。
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「プロセス・ステップ」リージョンで、「作成」アイコンをクリックしてプロセス・ステップを作成します。 プロセス・ステップ情報を入力します。 たとえば、最初のプロセス・ステップ、つまり処理項目は、「Gather High Level Information from Customer」になっていることがあります。
プロセス・ステップは、商談の編集ページの「営業コーチ」リージョンに処理項目として表示されます。 処理項目は、プロセス・ステップに関連付けた営業ステージに商談が存在している場合にのみ表示されます。
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変更内容を保存します。
推奨文書の追加
推奨文書を追加するには、前の手順「処理項目(プロセス・ステップ)の追加」で概説したステップを使用して営業ステージを編集します。 「推奨文書」リージョンで、営業担当が商談の編集ページでアクセスできる文書、ファイルまたはURLを添付します。 たとえば、営業担当にマーケティング資料、販促資料またはWebサイトへのアクセス権を付与できます。 推奨文書は、営業担当がこれらの文書に関連付けられた営業ステージで商談を編集しているときに、商談の編集ページで使用できます。