1. Digital Customer Serviceの実装
  2. Digital Customer Serviceアプリケーションへのチャットの統合
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Digital Customer Serviceアプリケーションへのチャットの統合

Digital Customer Serviceリファレンス実装では、チャット・コンポーネントはシェル・ページのフッターにデプロイされるため、チャット・セッションはページ・ナビゲーション間で保持されます。

別のシェル・ページを作成する場合、または処理からチャット・ダイアログを表示する場合は、次のステップを実行します。

新規ルート・ページの作成

Digital Customer Serviceリファレンス実装では、チャット・コンポーネントはシェル・ページのフッターにデプロイされるため、チャット・セッションはページ・ナビゲーション間で保持されます。 別のシェル・ページを作成する場合は、次のステップを実行します。

  1. Visual Builderで、「ルート・ページ」ノードを展開し、チャット・コンポーネントが表示される元のシェル・ページを開きます。

  2. 「コード」ボタンをクリックします。

    「コード」ボタンのスクリーンショット。

  3. oj-odcs-chatコンポーネントを元のシェル・ページのフッターからコピーし、新しいシェル・ページのフッターのoj-odcs-chat要素を置き換えます。 コンポーネント検索フィールドで、チャットと入力します。

    元のシェル・ページからコードをコピーすると、正しいID、翻訳、およびアプリケーション変数への正しい参照を保持できます。

処理でのチャットの表示

処理からチャット・ダイアログを表示する場合は、次のステップを実行します。

  1. Webアプリケーション・ナビゲータで、アプリケーション・アイコンをクリックします。

  2. 「処理」アイコンをクリックします。

    「処理」アイコンのスクリーンショット

  3. 「処理」リストで、ShowChatAction処理チェーンを見つけて選択します。

  4. 処理チェーンのプロパティ・ウィンドウで、次のエントリが正しいことを確認します。

    • コンポーネント: {{ document.getElementById('odcs-chat') }}

    • メソッド名: open。

エージェントが対応可能な場合にのみチャットをオファーする設定

エージェントが対応可能な場合にのみ、オプションとしてチャットが顧客にオファーされるように設定できます。 次の2つの手順のみを実行する必要があります。

  1. SVC_CHAT_INLAYS_ACCESS_ENABLEDプロファイル・オプションを「はい」に設定します。

  2. DCS chatPollingEnabledアプリケーション変数のデフォルト値をTrueに設定します。

チャット・ダウンロード・ボタンの無効化

チャット・セッションの最後にチャット・トランスクリプトをユーザーがダウンロードできないようにする場合は、アプリケーションのapp.cssファイルに次を追加して「ダウンロード」ボタンを非表示にします。
div[slot="endChat"] > div > div:nth-child(2) > div:nth-child(2) {
    visibility: hidden;
}