RecordContext
RecordContextを使用すると、オブジェクトに関連するすべてのイベントまたは操作をリスニングできます。 たとえば、フィールド値のリスニングは、イベントが保存される前やイベントの保存後に変更されます。
サポートされているイベントは次のとおりです:
イベント名 | 説明 |
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フィールド値変更 | このイベントは、フィールド値が変更された場合に開始されます。 たとえば、SRタイトルが変更されます。 |
保存前 | このイベントは、データをサーバーにコミットするためのAPIリクエストを起動する前に開始されます。 エンド・ユーザーは、このコールバックで非同期操作を実行してイベントを取り消すことができる必要があります。 このイベントは、非同期操作の完了を待機できます |
保存後 | このイベントは、レコードがVBアプリケーションに正常に保存された後に開始されます。 たとえば、SRが保存されます。 |
データ・ロード時 | このイベントは、データのロード時に開始されます。 たとえば、SRオブジェクト・データがフェッチされた後などです。 |
サポートされているアクションは次のとおりです:
処理名 | 説明 |
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GetFieldValue | フィールドの現在の値を取得するために使用されます。 たとえば、SRのタイトル・フィールドの現在の値を取得します。 |
レコードを保存 | 開いているレコードを保存するために使用します。 たとえば、編集ページからSRフォームを保存するか、作成フォームからSRを保存します。 |
UpdateFieldValue | 特定のフィールドの値を更新するために使用します。 たとえば、SRのタイトル・フィールドを更新します。 |
RecordContextの参照を取得するには、TabContextオブジェクト(ブラウザTabContextまたはMSI-TabContextのいずれか)でgetActiveRecord()
APIをコールする必要があります。 getActiveRecord
APIとは別に、ContextOpenイベント・サブスクリプションのレスポンスとしてRecordContextオブジェクトを取得できます。