すべてのスケジュール済プロセスを表示するための設定ユーザー権限の付与
設定ユーザーは、実装時に複数のスケジュール済プロセスを実行およびモニターする必要があります。 デフォルトでは、ユーザーは自分が送信したスケジュール済プロセスのみを表示できます。 ただし、カスタム・ロールを作成し、設定ユーザーを割り当てた場合は、誰が発行したかに関係なく、すべてのユーザーが実行中のプロセスとそのステータスを確認できます。
ノート: Oracle applicationsでは、スケジュール済プロセスは一般にESSジョブ(エンタープライズ・スケジューラ・サービス・ジョブ)と呼ばれます。
カスタム・ロールを追加してユーザーに割り当てる方法を次に示します:
- 設定ユーザーとして、「セキュリティ・コンソール」にナビゲートします。
- 「ロール」タブをクリックします。
- 「ロール」タブで、「ロールの作成」をクリックします。
- 「ロールの作成」: 「基本情報」ステップでは、次の表に示すエントリを作成します:
ロールの作成: 基本情報ページのフィールドおよび入力候補
フィールド 推奨エントリ ロール名 Monitor ESS Processes ロール・コード MonitorESSProcesses ロール・カテゴリ 共通 - 抽象ロール - 「ロール階層」ステップをクリックします。
- 「ロールの追加」をクリックします。
- 「ロール・メンバーシップの追加」ウィンドウで、ESSモニター・ロールを検索し、「ロール・メンバーシップの追加」をクリックします。
- 「ロール・メンバーシップの追加」ウィンドウから取り消します。
- 「ユーザー」ステップをクリックします。
- 「ユーザーの追加」をクリックし、それぞれの名前で検索し、「ロールにユーザー追加」をクリックして、すべての設定ユーザーを追加します。
- 終了したら、「取消」をクリックします。 「ユーザー」ステップには、追加したすべてのユーザーがリストされます。
- 「次」をクリックして、「サマリーおよび影響レポート」ステップに進みます。
- 作業内容を保存します。
ロールに追加したユーザーは、スケジュール済プロセス作業領域ですべてのスケジュール済プロセスをモニターできるようになりました。