販売における会計カレンダの概要
会計カレンダでは、会計年度の開始と終了およびそのカレンダの期間を、各期間の正確な日付で定義します。 Oracle Salesでは、これらの定義済期間(通常はエンタープライズ期間)を複数の目的で使用します。 設定アシスタントの入力に基づいて、売上予測、目標およびレポートの期間が作成されます。
次に例を示します。
- 営業パイプライン分析など、エンタープライズ期間ごとの金額を示すレポート
- テリトリ分析用の期間ごとのメトリック計算
- 期間ごとの予測金額調整機能
- 期間ごとの目標金額の配分
設定アシスタントは、入力する月の初日と年から、5年間のデフォルトの会計カレンダを作成します。 インポートする履歴データを許可するには、少なくとも2年前のカレンダを開始する必要があります。
会計カレンダで設定される期間頻度は、使用可能な最短の期間です。 ほとんどの営業組織では、月次(設定アシスタントのデフォルト設定)を選択します。 月次期間頻度を使用すると、組織で四半期ごとの予測を更新できる月次予測ウィンドウを生成できます。 また、アクティビティおよびレポートを月別に分割し、四半期別および年度別に集計できます。 期間頻度を年次に設定した場合は、その年のレポートおよびアクティビティを作成できますが、月別に分割することはできません。 期間頻度を週次に設定すると、アクティビティの実行とレポートの生成を週別、四半期別および年度別に実行できますが、月別にはできません。これは、月ごとの週数が変動するためです。