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ID伝播用のSAMLを使用したGroovyからの内部SOAP Webサービスのコール

この例では、SOAP webサービスへの接続を作成し、アプリケーション・コンポーザで使用されるGroovyスクリプトからWebサービスをコールする方法を示します。

webサービスは、認証のために現在のユーザーのセキュリティ資格証明を伝播するSecurity Assertion Markup Language (SAML)を使用して保護されます。 この例では、webサービスを使用してカスタム・フィールドのデフォルト値が計算されます。

次の表に、このシナリオの主な決定がまとめます。

検討事項

この例の場合

webサービス接続に使用する名前は?

mathsws

使用するWeb Services Description Language (WSDL)ファイルのURLは何ですか。

https://internal-hosted:7102/MathsWS-Model-context-root/SamlOrUsernameTokenWithMessageProtection?wsdl

ノート:

ここに示すURLは、任意の例です。 サービス・プロバイダから実際のWSDL URLを取得する必要があります。

webサービスはどこから呼び出されますか。

カスタム・フィールドのデフォルト値の計算に使用されるGroovyスクリプト式から。

Groovyスクリプトから呼び出されるwebサービス・メソッドはどれですか。

getSum

このメソッドは、2つの整数引数値の合計を返します。

webサービスからのレスポンスでタイムスタンプを無視する必要がありますか。

はい。

タイムスタンプを無視するには、「タイムスタンプ検証の無効化」チェック・ボックスを選択します。 これは、相互運用性の問題に対処するために必要になる場合があります。

SAMLセキュリティの使用時にGroovyスクリプトからwebサービスを呼び出すには、次のタスクを実行します:

  1. webサービス接続を作成します。

  2. webサービス・コールをGroovyスクリプトに追加し、コールが成功したことを確認します。

前提条件

次の前提条件ステップが完了していることを確認します:

  1. webサービス・プロバイダから使用するWSDL URLの詳細を取得します。

  2. 計算されたデフォルト値を持つオブジェクトのカスタム・フィールドを作成します。

  3. フィールドのデフォルト値の計算に使用される式のGroovyスクリプトを準備します。 Groovyコードでは、引数値を準備する必要があります。この例では、合計される2つの値です。

Webサービス接続の作成

webサービス接続を作成する場合は、Webサービスの名前、WSDLファイルのURLおよびセキュリティ・スキーム設定を指定します。 この名前は、アプリケーション・コンポーザの式ビルダーでwebサービスのリストで使用される識別子にすぎません。

  1. アプリケーション・コンポーザで、「共通設定」ペインで「Webサービス」を選択します。

  2. 「Webサービス」ページで、新規アイコンをクリックし、SOAPをクリックします。

  3. 「SOAP Webサービス接続の作成」ページの「名前」フィールドにmathswsと入力します。

    名前にピリオドを含めることはできません。

  4. WSDL URLフィールドにhttps://internal-hosted:7102/MathsWS-Model-context-root/SamlOrUsernameTokenWithMessageProtection?wsdl lと入力し、「WSDLの読取り」をクリックします。

    「WSDLの読取り」をクリックすると、「サービス」および「ポート」フィールドがWSDLファイルの値に従って入力されます。 「セキュリティ・スキーム」で、「SAMLを使用したユーザー・アイデンティティの伝播」ラジオ・ボタンが有効になり、選択されます。

  5. webサービスからのレスポンス・ヘッダーのタイムスタンプが無視されるように、「タイムスタンプ検証の無効化」を選択します。

  6. 「保存してクローズ」をクリックします。

    webサービス接続が作成され、名前とWSDL URLが「Webサービス」ページにリストされます。

GroovyスクリプトへのWebサービス・コールの追加

Groovyスクリプトを作成または編集するときに表示される「式ビルダー」ダイアログには、接続を作成したwebサービスをリストする「Webサービス」タブがあります。 webサービスごとに、Groovyスクリプトで使用可能なメソッドへのコールを含めることができます。

  1. アプリケーション・コンポーザで、webサービス・コールを含む式を使用するカスタム・フィールドを編集します。

  2. 「式ビルダー」アイコンをクリックします。

  3. 「式ビルダー」ダイアログで、「Webサービス」タブを選択します。

  4. 「Webサービス」リストからmathswsを選択します。

  5. 「関数」リストからgetSumを選択します。

  6. webサービス・コールを挿入するスクリプト内の位置にカーソルを置きます。

  7. 「挿入」をクリックして、webサービス・メソッドを呼び出すコードを挿入します。

  8. webサービス・コールの引数として2つの整数値が指定されるようにスクリプトを更新します。

  9. 「送信」をクリックします。

  10. webサービス・コールが成功することを確認します。この例では、カスタム・フィールドに予想されるデフォルト値が必要です。