GASB 34資産会計

Oracle Cloudでは、様々な会計処理基準を使用して、トランザクションを複数の元帳に同時に転記できます。

この機能により、固定資産をプライマリ元帳の資金会計に費用計上でき、また、セカンダリ元帳のGASB 34で要求されるこれらの固定資産を資産計上および減価償却します。

GASB 34資産会計をサポートするために、2つの固定資産台帳が作成されます。会計用資産台帳は、変更された発生主義を使用してプライマリ元帳に関連付けられています。資産を購入すると、適切な資本支出勘定に費用が計上され、それらの購入は予算管理の対象となります。セカンダリ元帳では、完全な経過勘定が使用され、それらの資産が資産勘定に配置されます。一括追加プロセスが実行され、適格なすべての資産購買が選択され、固定資産に資産が自動的に作成されます。トランザクションがレビューされて固定資産台帳に追加され、会計用資産台帳に転記されます。

セカンダリ税務台帳は、完全な発生主義を使用して定義され、セカンダリ元帳に関連付けられます。この税務台帳は、会計用資産台帳から追加と調整、除売却をコピーするプロセスを介して会計用資産台帳と同期されます。会計用資産台帳の資産は変更済経過勘定に基づいて費用処理されるため、会計用資産台帳の仕訳はプライマリ元帳に転記されません。かわりに、仕訳はセカンダリ全見越元帳で発生します。

GASB 34アカウンティングの固定資産の構成方法の詳細については、「GASB 34 Asset Accounting with Oracle Financials Cloudホワイト・ペーパー(ドキュメントID 2132255.1)」を参照してください。