自動化エラー
サプライヤ登録終了時のサプライヤへの資格の自動割当など、自動化されたトランザクションが想定どおりに処理されなかった場合は、注意を促すためにエラーが登録されます。
この場合、「自動化エラーの管理」ページを表示して、エラーを追跡および管理できます。
資格プロセスをさらに自動化するために、特定のサプライヤ関連イベントが発生したときに自動的に使用するルール・セットを作成できます。 これらのイベントには次のようなものがあります。
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サプライヤが登録された場合
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サプライヤの登録が承認された場合
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サプライヤが費用承認済にプロモートされた場合(サプライヤ・プロモーション)
これらのイベントのいずれかが発生したときに実行する資格関連の処理をアプリケーションに指示するルール・セットを作成できます。 たとえば、サプライヤが登録要求を発行したときにそのサプライヤに送信する質問リストを生成できます。
サプライヤ登録終了時のサプライヤへの資格の自動割当など、自動化されたトランザクションが想定どおりに処理されなかった場合は、注意を促すためにエラーが登録されます。 この場合、「自動化エラーの管理」ページを表示して、エラーを追跡および管理できます。
自動化エラーの表示
「サプライヤ資格」作業領域の「自動化エラー」インフォレットには、過去30日間に発生したエラーの数が表示されます。 その数値をクリックすると、「自動化エラーの管理」ページが表示されます。 このページには、イニシアチブの自動作成時、資格の自動作成時、サプライヤの自動再適格化時に発生した各エラーのエントリを含む表が表示されます。
再適格化プロセスでは、再適格化の前回実行時のエラーのうち該当しなくなったものは自動的にアーカイブされるため、最新の実行では現在の問題に集中できます。
エラーのリストを表示し、詳細情報を確認できます。 サプライヤ、日付、イベント、調達BU、プロセスなどの各種属性で検索できます。 この表には、エラーのタイプとその原因が表示されます。 また、問題を修正するために推奨される処理も示されます。 その後、設定エラーを修正したり、必要に応じてトランザクションを手動で処理できます。
エラーの修正後、修正内容をアーカイブして格納できます。 修正したエラーをアーカイブすると、そのエラーは検索結果に表示されなくなります。 エラーを強調表示するまで、「アーカイブ」は使用不可になっています。 問題をアーカイブする場合は、エラーを強調表示し、「アーカイブ」をクリックします。 単一のエラーを対象とすることも、複数のエラーを同時にアーカイブすることもできます。 検索結果の表の「アーカイブ済」列は、エラーがアーカイブされていることを示しています。
アーカイブ済エラーを表示するには、「自動化エラーの管理」ページで「フィルタの表示」をクリックします。 ページが再び表示され、「エラー日付: 自」の日付ピッカーから日付を選択できます。 「アーカイブ済」チェック・ボックスをクリックしてから、「検索」をクリックします。
自動化エラーの修正
「自動化エラーの管理」ページでは、あらゆるエラーを一元的に表示して修正できます。
「エラー事由」および「エラー摘要」フィールドは、エラーの内容と原因を示します。 「推奨処理」領域には、設定ジョブおよびトランザクションへのリンクが表示されます。 設定ジョブ・リンクを使用すると、設定タスクを実行して、ルール・セット・エラーを修正できます。 設定定義を修正したら、トランザクション・リンクを使用して、エラーが発生したトランザクションを再実行できます。