資格および査定の評価方法
イニシアチブを実施する場合、目標はサプライヤから情報 (たとえば、使用可能な商品およびサービス、現在の認定、過去のトランザクション履歴など) を得ることです。
この情報を得たら、資格または査定を実行して、サプライヤを評価し、適合性を文書化できます。
イニシアチブを起動するときに、イニシアチブに含まれる資格領域とモデルに基づいて資格オブジェクト(査定および資格)の下書きが作成されます。 応答者がイニシアチブに対する応答を発行すると、「イニシアチブのモニター」ページからその応答にアクセスできるようになります。
応答の受理
最初の処理は、サプライヤの応答を表示することです。 そのためには、「質問リスト応答」インフォレットの展開ビューで「受理待ち」オプションを選択します。 インフォレット上のリンクをクリックすると、「応答のレビュー」ページに移動します。
ページでサプライヤの応答をレビューする際には、次のことを行うことができます。
-
受理の決定に関するノートの追加。 ノートは応答レベルで入力することも、特定の質問に対して入力することもできます。
-
質問の定義の表示(質問名リンクをクリック)。
応答をレビューしたら、次のことを行うことができます。
-
「受理」をクリックして、応答を受理します。
-
「処理」メニューの「応答者に差戻」オプションをクリックして、応答を応答者に差し戻して詳細を求めます。 通常、応答が不完全であるか、サプライヤからの詳細な説明が必要な場合に応答を差し戻します。 なぜ応答が差し戻されたかを応答者に説明する理由を入力する必要があります。
応答を受理したら更新できません。評価の準備が完了しています。
資格の評価
サプライヤまたはサプライヤ・サイトからのすべての応答が受理されたら、次のステップはそれらを評価することです。 評価者はウォッチリスト内および「評価の準備完了」インフォレット内のエントリを確認します。 数値をクリックすると、「資格の管理」ページまたは「査定の管理」ページに移動します。 「資格の管理」ページには、評価可能な資格がリストされます。 「査定の管理」ページには、評価可能な査定がリストされます。 評価可能な査定が存在し、それが査定イニシアチブ(資格と査定の両方が含まれるもの)である場合は、最初にすべての資格を評価し、それから査定を評価する必要があります。 資格の評価を開始するには、資格を選択し、「資格の評価」をクリックします。
「評価」ページで、次を実行できます。
-
サプライヤ担当の更新
-
資格所有者の更新
-
資格開始日の指定
-
資格終了日の指定
-
デフォルトの失効リマインダ設定の上書き
-
資格結果の割当て
このサプライヤの既存の資格と重複する開始日または終了日を、同じ資格領域または同じ調達ビジネス・ユニットに基づいて指定することはできません。
資格質問に対するサプライヤおよび内部応答者の応答の評価が終了したら、「終了」をクリックします。 資格イニシアチブの場合は、すべての資格を評価して終了したら、評価プロセスは完了です。
査定の評価
イニシアチブが査定イニシアチブである場合、査定も評価する必要があります。 すべての資格を評価して終了したら、査定を評価できます。 査定の評価を開始するには、「評価の準備完了」インフォレットで「査定」オプションをクリックします。 「査定の管理」ページで、査定を確認して評価できます。 「査定の評価」ページには、「資格の評価」ページと同じオプションがあります。 査定の開始日と終了日を入力する際には、すべての資格の合計期間を対象範囲とする必要があることに留意してください。 また、同じ調達ビジネス・ユニット内のサプライヤまたはサイトの他の査定と重複することはできません。