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内部資材転送の単位と端数処理ファクタの設定方法

内部資材転送の単位と端数処理ファクタを設定するには、在庫品目を定義または更新するときに購買属性「出庫単位」および「端数処理ファクタ」を設定する必要があります。

これらの属性によって、内部資材転送に使用される単位、および数量を端数処理するかどうかとその方法を決定します。

出庫ユニット

指定すると、内部資材転送リクエストのデフォルト単位として出庫単位が使用されます。 品目定義の購買属性では、通常は在庫から品目を発行するために使用する単位を入力することで、発行単位を指定できます。 出庫ユニットは、オーダー数量の端数処理、出荷の最小化、保管および原価処理に使用します。 発行単位は、プライマリ単位と同じ単位区分に属している必要があります。 品目に発行単位が指定されていない場合、アプリケーションでは品目のプライマリ単位が内部資材転送のデフォルト単位として使用されます。

端数処理ファクタ

端数処理ファクタでは、内部資材転送の購買依頼を作成するときに、発行単位が端数処理ではなく整数に解決されます。 品目定義の購買属性では、0から1までの数値を入力して端数処理ファクタを指定できます。 この係数により、内部資材転送購買依頼の数量の端数処理方法が決まります。この数量は、購買依頼明細の単位と品目の出庫単位の間で換算した結果として得られます。

たとえば、購買依頼明細単位がそれぞれで、発行単位がダースであるとします。 社内購買依頼がそれぞれ20の場合、受注数量は1.75ダースに変換されます。 端数処理ファクタが0.6の場合、オーダー数量は2ダースに切り上げられます。 (0.75の端数処理ファクタも2ダースに切り上げます。) 端数処理ファクタが0.8の場合、オーダー数量は1ダースに切り捨てられます。

ノート:

社内資材転送の端数処理ファクタを有効にするには、「社内資材転送に適用される端数処理ファクタ」プロファイル・オプション(ORA_POR_ENABLE_ROUNDING_FACTOR_FOR_IMT)も「はい」に設定する必要があります。