サプライヤの製品およびサービス・カテゴリ階層

「サプライヤの製品およびサービス・カテゴリ階層の管理」ページでは、購買組織はサプライヤおよび見込みサプライヤが提供できる製品およびサービス・カテゴリを識別するためのカテゴリ階層を定義できます。

カテゴリ階層は、サプライヤのきめ細かなカテゴリ分類を取得するために必要な数のレベルで定義できます。階層ナビゲーションによって、サプライヤ・ユーザーは適用可能なカテゴリを迅速にドリルダウンして選択できます。親カテゴリが選択された場合、購買組織はサプライヤがその親カテゴリの下に子カテゴリとして表されるすべての製品およびサービスを提供できるものと考えます。

階層に使用される2つのタイプのカテゴリは、ブラウジング・カテゴリおよび品目カテゴリです。

ブラウジング・カテゴリ

ブラウジング・カテゴリはナビゲーション・カテゴリとも呼ばれ、ユーザーがナビゲートしてサプライヤ組織に適用できる最も適切なカテゴリを選択できるように、階層を構成化し、基になる品目カテゴリを編成するために作成します。ブラウジング・カテゴリは、親カテゴリまたは別のブラウジング・カテゴリの子のいずれかになります。

品目カテゴリ

品目カテゴリは、ソーシング・アクティビティ時に購買組織が特定の品目カテゴリを提供できるすべてのサプライヤを検索するために使用される購買カタログのカテゴリです。品目カテゴリは、階層に親カテゴリとして追加できず、最終レベルとも呼ばれるブランチの最後のレベルとしてのみ追加できます。

製品およびサービスをカテゴリ分けする独自の方法を作成することも、UNSPSCなどの標準コード体系を使用することもできます。

エンド・ユーザーに表示するにはカテゴリが細かすぎる場合、購買カタログのカテゴリ・レベルで使用可能な「サプライヤ・プロファイルに表示」チェック・ボックスを使用して、最終レベルの品目カテゴリを表示するかどうかを制御できます。

「サプライヤ・プロファイルに表示」チェック・ボックスによって、エンド・ユーザー(見込みサプライヤおよびサプライヤ管理者)に提示されるカテゴリ階層にカテゴリが表示されるかどうかが決まります。このチェック・ボックスの選択を解除すると、カテゴリはOracle Sourcingなどのダウンストリーム・フローによって内部的にのみ使用されます。ただし、ユーザーに提示されるカテゴリ階層には表示されません。ブラウジング・カテゴリはこのチェック・ボックスでは制御されません。階層に作成されたブラウジング・カテゴリは常に表示されます。

ノート:

特定のサプライヤのプロファイルで選択された階層からカテゴリが削除されると、削除されたカテゴリがサプライヤ・レコードから削除されます。