抽出の実行のパフォーマンスを向上させるにはどうすればよいですか。
このようなフェーズでパフォーマンスを最適化するために試せる、いくつかのオプションがあります。
新しい「ベースラインのみ」パラメータを使用して、抽出実行のパフォーマンスを改善します。 抽出でこのパラメータを使用してベースラインを作成し、これに対してすべての後続の変更のみ抽出を実行できます。 ベースラインのみパラメータではXMLファイルが生成されず、出力が提供されないため、抽出実行時の時間を節約できます。 これにより、完全抽出を作成する時間が短縮され、アプリケーション内で使用されるストレージが削減されます。 この機能を使用するには、「非表示パラメータの表示」オプションを選択し、「ベースラインのみ」パラメータの「表示」列を「はい」または「必須」に設定します。 ベースライン抽出を送信するときに「ベースラインのみ」パラメータを使用し、変更のみのパラメータが必須に設定されている場合は、「すべての属性」オプションを使用します。
アプリケーションのストレージ領域を解放し、「アーカイブの削除」パラメータを使用してパフォーマンスを改善します。 このパラメータは、データの完全抽出を作成する場合に使用し、変更のみ抽出の場合には使用しません。 抽出を実行すると、アプリケーションによってXMLとアーカイブが生成され、宛先に出力が提供されます。 アプリケーションによってWebCenter Contentなどに出力が提供された後、このオプションを使用してアーカイブ・データとXMLファイルを破棄すると、これらの抽出アーカイブが削除されることでストレージの消費が削減されます。 この機能を使用するには、「非表示パラメータの表示」オプションを選択し、「アーカイブの削除」パラメータの「表示」列を「はい」または「必須」に設定します。
ヘルプ・デスクに連絡して、ポッドのデータベース表統計を手動で収集するようにしてください。 実装サイクルの特定のテスト・フェーズにおいてHCM抽出操作に時間がかかることがあり、特に、アプリケーションが複数の一括データ・ロードを同時にテストしているときに、このことが該当します。 通常の操作では、統計の収集を毎週実行するようにスケジュールします。 ただし、一括データ・ロードのためにデータ量が多くなる場合は、このプロセスを手動で実行するように依頼してください。