プールへの寄付を可能にする有給休暇付与プランの給与エレメントの定義

この例では、付与プールへの寄付に使用可能な有給休暇休暇欠勤プランの休暇欠勤エレメントを定義する方法を示します。

設定のディシジョンに基づいて、この手順では次の追加要素を構成します:

各追加エレメントの先頭には、エレメントの名前が付加されます。

ノート:

各有給休暇付与プランには、固有の有給休暇エレメントが定義されます。有給休暇プランに定義するエレメントは、複数のプランで使用しないでください。 1つの要素を複数の有給休暇プランにマップすることはできません。

この表には、このシナリオの重要な意思決定が要約されています。

検討事項	この例の場合
どのユニットをレポート計算に使用しますか。	日数
どのタイプの休暇欠勤を給与に転送しますか。	有給休暇バランスおよび休暇欠勤
エレメントで休暇欠勤債務を計算しますか。	はい
休暇欠勤債務の計算にはどのレートを使用する必要がありますか。	債務レート
休暇欠勤プランでは登録が終了したときにバランス支払を有効にしますか。	はい
最終残高支払計算に使用されるレートはどれですか。	最終買取レート
このプランでは、寄付プールへの休暇欠勤付与を使用可能にしますか?	はい
休暇欠勤プランでは一部有給休暇バランスの支払を有効にしますか。	いいえ
タイム・カードを必要としない従業員の有給休暇の控除項目はどのように計算しますか。就業者に2回支払わないように、休暇欠勤支払額によって定期支給項目を削減しますか。休暇欠勤控除額を決定するレートを選択しますか。	休暇欠勤支払による定期支給項目を削減します
このプランは退職後の付与支払を使用可能にしますか?	いいえ

休暇欠勤エレメントの定義

休暇欠勤ユニットの通貨値を決定するようにレート定義を構成していることを確認してください。企業によっては、債務、裁量買取および最終買取支払を計算するために、個別のレートも構成しておく必要があります。「レート定義」タスクを使用して、レート定義を構成します。

寄付プールに寄付するための有給休暇エレメントを作成する方法を次に示します:

「自分のクライアント・グループ」 > 「さらに表示」 > 「給与」 > 「エレメント」をクリックします。
「要素の作成」ダイアログ・ボックスで、「国別仕様データ・グループ」を選択します。
「プライマリ分類」ドロップダウン・リストから、「休暇欠勤」を選択します。
「セカンダリ分類」ドロップダウン・リストから、国別仕様に適した値(「休暇」など)を選択します。

ノート:
有給休暇タイプ休暇欠勤プランのみが付与プールに休暇を付与できます。
「続行」をクリックします。
要素の作成時: 「基本情報」ページで、「名前」および「レポート名」フィールドに「休暇支払」と入力します。

「休暇欠勤プラン詳細」セクションで、次の表に示すようにフィールドを指定します。ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。

要素の作成時: 「詳細」ページの「見越負債および残高支払」セクションで、次の表に示すようにフィールドに入力します。ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。

フィールド	値
休暇欠勤債務を計算しますか。	はい
債務バランス計算ではどのレートを使用しますか?	債務レート
このプランでは登録が終了したときにバランス支払を有効にしますか。	はい
最終バランス支払計算ではどのレートを使用しますか?	最終買取レート
このプランではバランスの一部支払を有効にしますか。	いいえ
このプランでは、寄付プールへの休暇欠勤付与を使用可能にしますか?	はいノート: この質問は、「給与に転送する休暇欠勤情報のタイプ」の質問に「有給休暇バランスおよび休暇欠勤」を選択した場合にのみ表示されます。
寄付プール計算ではどのレートを使用しますか?	休暇欠勤付与レート

「休暇欠勤支払」セクションで、次の表に示すようにフィールドに入力します。ステップで他の値が指定されていないかぎり、各フィールドにはデフォルト値を使用します。

ノート:

この作業例では、すべてのフィールドが入力されています。ただし、入力する必要があるのは必須フィールドのみで、それ以外は空白の場合もあります。

フィールド	値
タイム・カードを必要としない従業員の支給項目はどのように削減しますか?	休暇欠勤支払による定期支給項目を削減します
休暇欠勤支払計算ではどのレートを使用しますか?	休暇欠勤支払
このプランは退職後の付与支払を使用可能にしますか?	いいえ