最初の有効開始日および最終有効終了日の変更の例
一部のオブジェクトでは、最初の有効開始日または最終有効終了日を変更できます。 このトピックでは、これらの変更方法を示す例を示します。
オブジェクトの最初の有効開始日を変更するには、.datファイルにReplaceFirstEffectiveStartDate属性を含め、これをYに設定します。 オブジェクトの最終有効終了日を変更するには、.datファイルにReplaceLastEffectiveEndDate属性を含め、これをYに設定します。 必要に応じて、EffectiveStartDate属性またはEffectiveEndDate属性に改訂した日付を指定します。 これらの変更は、他の変更と同時に行うことができます。 たとえば、オブジェクトの開始日とその名前の両方を変更できます。
ReplaceFirstEffectiveStartDateおよびReplaceLastEffectiveEndDateパラメータは、オブジェクト・テンプレート・ファイルや「ビジネス・オブジェクト詳細」ページの「属性」タブには表示されません。 ただし、有効日オブジェクトがこれらの変更をサポートしている場合は、それらを.datファイルに追加できます。
最初の有効開始日および最終有効終了日の変更には、次の制限が適用されます。
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一部のオブジェクトでは、最終有効終了日を4712/12/31にする必要があります。 この日付を変更しようとすると、エラーが発生します。
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この方法では、就業者オブジェクトの最初の有効開始日は変更できません。 かわりに、NewStartDate属性を使用する必要があります。
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.datファイルにReplaceLastEffectiveEndDate属性を含める場合は、EffectiveEndDate属性に日付値を指定する必要があります。 有効終了日のかわりに#RETAIN、#ALLまたは#NULLトークンを指定しないでください。
「ビジネス・オブジェクト詳細」ページの「コンポーネント詳細」タブで、コンポーネントの最初の有効開始日または最後の有効終了日を変更できるかどうかを識別します。 たとえば、ジョブ・オブジェクトの「コンポーネント詳細」タブにある「有効日」セクションで、「初回開始日」オプションが選択されています。 そのため、ReplaceFirstEffectiveStartDateパラメータを.datファイルに含めることができます。
ジョブ・オブジェクトの最初の有効開始日の変更
次の例は、.datファイルにReplaceFirstEffectiveStartDate属性を含める方法を示しています。
METADATA|Job|JobId|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|ReplaceFirstEffectiveStartDate
MERGE|Job|23452|1950/01/01|4712/12/31|Y
反復エレメント・エントリの最終有効終了日の変更
次の例は、.datファイルにReplaceLastEffectiveEndDate属性を含める方法を示しています。
METADATA|ElementEntry|ElementEntryId|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|ReplaceLastEffectiveEndDate
MERGE|ElementEntry|4634|2014/01/01|2014/04/05|Y