QuickPayプロセスの例

QuickPayフローを実行できるタイミングを理解するいくつかの例を見てみましょう。

最初の3つの例では、QuickPayを使用して通常の給与計算以外の支払を行い、最後の例では実際の給与計算の前に支払を検証します。

従業員賞与の個別小切手支払

従業員特別インセンティブ賞与を通常の支給とは別に支払う必要があります。従業員は、慈善寄付や退職基金拠出金などの任意控除を賞与支給から控除することを望んでいません。「エレメント・エントリ」タスクを使用して、従業員のエレメント・エントリにボーナスを追加します。「アクション」メニューから「計算」QuickPayを選択し、次の設定を指定します:

「詳細」セクションで、「実行タイプ」として「補足」を選択します。
「エレメント・エントリ」セクションで、すべての任意控除のエレメント・エントリの選択を解除します。

給与締切日後に新規採用者に支払

新規採用者がその月の25日に会社に加入しますが、新規採用プロセスは28日まで完了しません。その時点で、月次給与を処理し、支給を発行しています。個人の支払が翌月まで遅延しないようにするには、QuickPay Paymentsタスクを使用し、QuickPay計算を発行して、外部支払を行います。次の給与計算サイクルでの従業員の給与履歴書の通常処理。

退職従業員支払

HRは、給与計算期間の途中で従業員を雇用終了します。 HRは、ユーザーがすぐに処理して個人に支払うようにリクエストします。従業員の給与情報を更新します。 QuickPay Paymentsタスクを使用して、QuickPay計算を発行し、従業員の最終支払に対して外部支払を行います。

メイン給与実行前の賞与支払額の確認

次の給与計算で賞与支給を処理する前に、実行結果を確認します。数人の従業員に対してQuickPayプロセスを送信し、結果を確認してから、QuickPay計算をロールバックします。

QuickPayプロセスを送信します。
QuickPayの計算が完了したら、結果を確認して、賞与額と控除額が正しく計算されていることを確認します。「完了としてマーク」をクリックしないでください。
チェックリストで検証タスクを選択します。「アクション」メニューから「ロールバック」を選択します。
チェックリストでQuickPayタスクを選択します。「アクション」メニューから「ロールバック」を選択します。
通常の給与計算を送信して、この個人の実行結果を再計算し、支給を生成します。

このシナリオは、新しい控除の追加や税コードの更新など、従業員の給与計算情報を変更し、次の給与計算の実行前に変更を検証する場合に使用します。