品質イベント参照の構成
この項では、「設定および保守」作業領域で、品質問題と品質処理の参照値を設定する方法を説明します。
「設定および保守」作業領域では、Oracle Cloud Applicationsのモジュールを構成して有効にするタスクを実行できます。 「設定および保守」作業領域で、「品質問題および措置の参照の管理」タスクを探してください。 「品質問題および処理参照の管理」タスクには、「製品品質の設定」権限(ENQ_SETUP_PRODUCT_QUALITY_PRIV)が必要です。
構成レベルが「システム」の場合、参照コードを追加または削除することはできません。 ただし、既存参照コードの「内容」および「摘要」フィールドは編集可能です。 次の参照コードは存在しますが、使用されていません。
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ORA_ENQ_ASSOCIATION_TYPE
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ORA_ENQ_AFFECTED_OBJECT_TYPE
Quality Managementで使用可能な参照の詳細を、次の表に示します。
モジュール |
参照タイプ |
参照コードの意味 |
摘要 |
構成レベル |
---|---|---|---|---|
問題 |
ORA_ENQ_DISPOSITION |
品質処理タイプ |
品質問題を解決するために問題に割り当てることができる、様々な指定または分類です。 |
ユーザー |
問題 |
ORA_ENQ_SEVERITY |
品質問題の重要度 |
問題をいつどのように解決するかの優先度付けをするための、品質問題のレベル、つまり程度です。 |
ユーザー |
処理 |
ORA_ENQ_PRIORITY |
品質処理の優先度 |
問題をいつどのように解決するかを決定するための、品質処理のランクです。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_AFFECTED_OBJECT_STATUS |
影響を受けるオブジェクトのステータス |
影響を受けるオブジェクトに対して設定する有効なステージです。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_IMPACT_TYPE |
影響を受けるオブジェクトの品質問題影響タイプ |
品質問題または処理がオブジェクトに影響する関与のレベルです。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_LIKE_OF_RECURNCE |
再発の可能性 |
品質問題および処理の再発の可能性のレベルです。 |
ユーザー |
共通 |
ORA_ENQ_OBJECT_STATUS |
品質オブジェクト・ステータス |
品質オブジェクトに対して設定する有効なステージです。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_OBJECT_TYPE |
品質オブジェクト・タイプ |
品質オブジェクトに対して使用可能な各種の分類です。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_SOURCE |
品質ソース |
品質問題の発生元である、または提案された処理の実行が必要となるビジネス・プロセスの領域です。 |
ユーザー |
共通 |
ORA_ENQ_SUPPORTED ENTITIES |
品質タイプのサポートされているエンティティ |
品質タイプに対してサポートされている入力を示します。 |
システム |
共通 |
ORA_ENQ_YES_NO |
一般的な、はいといいえの値リスト |
使用可能な「はい」および「いいえ」オプションです。 |
システム |