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計画レベル・プロファイルのスケジュール済プロセスの自動発行

このトピックでは、収集済プランニング・データの集計およびディメンションのツリーの作成スケジュール済プロセスをプランニング・レベル・プロファイルに対して自動的に発行する方法について説明します。

The 「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスは、プランニング・レベル・プロファイルの階層レベルの組合せに従って顧客データを集計します。 このスケジュール済プロセスを実行すると、プランニング・レベル・プロファイルの選択した階層レベルでメンバーごとに擬似メンバーが作成されます。 たとえば、5つの顧客ゾーン(東、西、北、南および中央)に100の顧客サイトがあり、プランニング・レベル・プロファイルでゾーン・レベルでデータを集計している場合、スケジュール済プロセスでは、レベルごとに1つずつ、5つの擬似メンバーが作成されます。 100の顧客サイトのデータは、これら5つの擬似メンバーで集計されます。 疑似メンバーの名前は~~<member name>形式になり、数字を疑似メンバーの名前に付加して一意にすることができます。 この例では、作成された疑似メンバーは、~~East、~~West、~~North、~~Southおよび~~Centralになります。

「ディメンションのツリーの作成」スケジュール済プロセスは、疑似メンバーを親に連携させます。

「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスが、「計画データの収集」ページまたは「フラット・ファイルからのプランニング・データのロード」スケジュール済プロセスを介してプランニング・データの収集の最後にターゲット・モードで自動的に実行されるように構成できます。 同様に、「ディメンションのツリーの作成」スケジュール済プロセスが、「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスの終了後にネット・チェンジ・モードで自動的に実行されるように構成できます。

「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスを構成するには、InvokeAggregateCollectedPlanningDataFromCollection=Yesプロファイル値をSCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードに追加する必要があります。 スケジュール済プロセスは、「使用可能」または「準備完了」ステータスのすべてのプランニング・レベル・プロファイルに対して自動的に実行されます。

「ディメンションのツリーの作成」スケジュール済プロセスを構成するには、InvokeCreateTreesFromAggregateCollectedPlanningData=Yesプロファイル値をSCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードに追加する必要があります。

ヒント: プランニング・データを頻繁に収集する場合は、これらのスケジュール済プロセスを自動的に発行せず、かわりに必要に応じて手動で発行することもできます。

開始する前に

これらのプロファイル関連の変更を作成するには、管理権限を持つユーザーと作業する必要がある場合があります。

実行内容

1. 該当する作業領域(「Demand Management」、「Demand and Supply Planning」または「Planning Central」)の「タスク」パネル・タブの「構成」で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」をクリックします。
   「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページが開きます。

   ノート: 「設定およびメンテナンス」作業領域でプランニング・プロファイル・オプションの管理タスクを使用することもできます。
2. SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
3. SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードが存在する場合は、次のステップを実行します:
   1. 「新規」アイコンをクリックします。
      プロファイル値に新しい行が表示されます。
   2. 次のようにプロファイル値を追加します:
      • プロファイル・レベル: すべてのユーザーに対して値をグローバルに設定するには、「サイト」を選択します。 特定のユーザーの値を設定する場合は、「ユーザー」を選択します。その場合は、ユーザーを選択する必要があります。 ユーザー・レベルの値は、サイト・レベルの値よりも優先されます。
        ノート: サイトとユーザーのどちらを選択できるかは、プロファイル・オプション・コードで有効なプロファイル・レベルによって異なります。
      • プロファイル値: 次を入力: InvokeAggregateCollectedPlanningDataFromCollection=Yes;InvokeCreateTreesFromAggregateCollectedPlanningData=Yes
        ノート: スペースまたはセミコロンで区切った場合は、1つのプロファイル・レベルに複数のプロファイル値を入力できます。 プロファイル・レベルがすでに存在する場合は、新しいプロファイル値をプロファイル・レベルの既存のプロファイル値に追加する必要があります。
   3. 「保存してクローズ」をクリックします。
4. SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードが存在しない場合は、次のステップに従います:
   1. 「設定および保守」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「検索」をクリックします。
      「検索」ページが開きます。
   2. 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して開きます。
      「プロファイル・オプションの管理」ページが開きます。
   3. 検索結果内: 「プロファイル・オプション」で、「新規」アイコンをクリックします。
      「プロファイルの作成オプション」ページが開きます。
   4. 次のようにプロファイル・オプションを作成します。
      • プロファイル・オプション・コード: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
      • プロファイル表示名: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
      • アプリケーション: プランニング共通
      • モジュール: プランニング共通
      • 開始日: 現在の日付

      残りのフィールドは空白のままにします。

   5. 「保存してクローズ」をクリックします。
   6. プロファイル・オプションのプロファイル・オプション・レベルの場合は、サイト・レベルとユーザー・レベルの両方について、「有効」列と「更新可能」列のチェック・ボックスを選択します。
   7. 「保存してクローズ」をクリックします。
   8. 該当する作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページを開きます。
   9. SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
   10. 前述のとおり、プロファイル・レベルと値を設定します。
   11. 「保存してクローズ」をクリックします。