預託明細による受入作成

預託品目を含む新規の受入の作成、既存の受入への預託品目の追加、および預託品目に対応する購買オーダー明細を含む事前シップメント通知(ASN)の受入を行うことができます。

預託明細とは、あるパーティに所有されているが、その所有権は別のパーティに帰属している品目を含む受入明細のことです。

預託品目を含む出荷明細を受け入れる際には、次の側面が重要です。

預託明細インジケータ

受入明細が預託品目を含む購買オーダーに対応している場合、その明細で選択されている「預託明細」チェック・ボックスがページに表示されます。ページに「預託明細」チェック・ボックスを表示するには、「表示」→「列」メニューからこのフィールドを選択します。

Oracle Receivingでは、預託品目の受入時に、所有品目の受入の場合と同じ数量および日付のチェックが実行されます。

次のチェックが実行されます。

超過受入許容数量: オーダー数量を超過して受け入れることができる数量の最大許容パーセント。組織は超過受入許容数量を指定し、トランザクションを禁止するか、トランザクションの許可中に警告メッセージを表示するか、または警告なしでトランザクションを許可するかを指定します。
納期前および納期後の受入許容日数: 受入を許可するシップメント搬送日前または後のカレンダ日数。組織は納期前および納期後の受入許容日数を指定し、トランザクションを禁止するか、トランザクションの許可中に警告メッセージを表示するか、または警告なしでトランザクションを許可するかを指定します。

ノート:

数量および日付の許容範囲は、「受入パラメータの管理」ページで編集できます。

預託品目は、受入時には経過勘定されていません。受入は、受入済の預託品目を原価管理に連結します。次に、原価管理は預託品目のトランザクションを特定しますが、トランザクションの原価計算はしません。所有パーティはサプライヤのままです。

移動中出荷で品目を受け入れた場合、資材は預託のままで、経過期間はリセットされません。経過期間は、バイヤーが購買オーダーに対して資材を受け入れた組織における受入日に基づいています。