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要件仕様で収集される要件属性

要件には、製品マネージャが進行または完了ステータスを評価するために使用する4つの属性(「優先度」、「スコープ内」、「見積」および「履行済」)があります。

これらの属性の値は、体系の要件仕様レベルで取得され、要約されます。

要件仕様では、「分析」サイド・タブに2つの円グラフが表示されます。

  1. 「履行ステータス」は、「スコープ内」属性が「はい」に設定され、「履行済」属性が「はい」、「いいえ」または「値なし」に設定されている体系内の要件のパーセントを示します。 つまり、スコープ内にあるすべての要件の様々な「履行済」値のパーセントが一覧で示されます。

  2. 「見積合計」では、すべての要件の「見積」属性で指定された見積数が加算され、その優先度の設定に従ってチャートに示されます。 「スコープ内」が「はい」に設定されている要件に入力された見積数が加算されていきます。

ノート:

「表」ビュー・アイコンをクリックして、特定の値をすばやく表示します。 また、円グラフをクリックして、表ビューに直接移動します。 「表」ビューでは、ペインを縮小しないかぎり、円グラフは表示されます。

属性は次のように定義されています。

  • 「優先度」のデフォルト設定は必須、推奨および可能な場合です。 デフォルト設定の名前は変更できます。 (「優先度」はリスト・フィールドであるため、その設定はアルファベット順にソートされ、結果として、デフォルト設定の順序は必須、可能な場合、推奨となります。)

  • 「スコープ内」は、この要件が要件仕様のスコープ内に含まれる必要があるかを製品マネージャが評価した結果に基づいて、「はい」または「いいえ」に設定されます。 「スコープ内」が「はい」に設定されている要件に入力された見積数が加算されていきます。 「スコープ内」が「はい」に設定されていると、その要件の「履行済」設定が取得されて、その見積値が積上値に含まれ、見積数が調整されると調整されます。 "注意"記号は、「この要件仕様で計数対象となっている一部のスコープ内要件に見積がない」ということを示しています。

  • 「見積」は数値フィールドで、整数値を入力します。 見積は労力レベル(Level Of Effort、LOE)とみなすことができ、人時、人日、またはその他の種類の見積LOEなど、この値が示す内容を製品マネージャが指定できます。 「スコープ内」属性との関係に注意してください。

  • 「履行済」は「はい」または「いいえ」に設定できます。変更されなかった場合または空白設定に戻された場合は「値なし」とみなされます。 製品マネージャは、要件仕様の目的達成のために要件が十分詳細に記述されていること、つまりその目的が実際に履行済であることを判断できます。 「スコープ内」属性が「はい」に設定されている要件の場合、「履行済」設定は積み上げられて「履行ステータス」チャートで示され、要件の展開状況をある程度追跡できます。

たとえば、要件仕様RS-1にR-2、R-3、R-4という3つの要件があるとします。 これらの要件は、それぞれ「見積」の入力値が200、300、400だとします。 R-2、R-3およびR-4について「スコープ内」が「はい」に設定されている場合、RS-1の見積合計は900です。 ただし、要件R-2の「スコープ内」が「いいえ」に設定されている場合、RS-1の積み上げられた見積合計は700になります。

「スコープ内」とマーク付けされていて、見積値が設定されていない要件があるかどうかなど、特定の事項をよりすばやく識別するには、「表」ビューを使用します。 体系を表示するには「標準」ビューを使用します。

ノート:

標準ビューは動的で、エントリを作成すると変更を保存しなくても更新されます。 表ビューは動的ではなく、円グラフなどの表示内容に最新の変更を反映するには、「リフレッシュ」アイコンをクリックする必要があります。