制約定義言語の使用の概要

制約定義言語(CDL)を使用して取引明細書ルールを作成し、「コンフィギュレータ・モデル」作業領域のCDLエディタを使用してCDLコードを編集します。

次に、コードに挿入できるキーワード、演算子および関数の一部を示します。

次の関係を指定できます:

論理
数値
互換性
比較

各ルールには次のものが含まれます:

ルール定義
ルール文
データ型

ルール定義

各文ルールには、名前、ルール・テキストおよびその他の属性(ルールのクラスなど)があります。

ルール文

各ルール文は、次のようなルールの意図を指定します:

If the user selects option a, then add a value of 10 to the x integer feature

ノート

各文を区切るには、セミコロン(;)を使用します。
明示的な文およびイテレータ文を使用できます。
Oracle Configuratorは、各ルール文をトークンとして解析します。 CDLのすべてがトークンであり、空白文字とコメントは除きます。
各文には1つ以上の句が含まれます。
各句には、キーワードと1つ以上の式が含まれます。
キーワードは、CDL形式を決定する事前定義済トークンです。 CONSTRAIN、COMPATIBLE、REQUIRES、IMPLIES、LIKEおよびNOTはそれぞれキーワードの例です。
式には演算子とオペランドが含まれます。
演算子は、事前定義済のキーワード、関数または文字で、各論理演算、関数演算または数学演算のオペランドを含みます。 REQUIRESおよびプラス記号(+)は、それぞれ演算子の例です。
オペランドには、式、リテラルまたは識別子を指定できます。リテラルまたは識別子には、シングルトンまたはコレクションを指定できます。
文で参照する各ノードは参加者です。
リテラルは、数値、ブール値(TrueまたはFalse)、テキストなど、特定のタイプのデータを含むトークンです。 CDLのリテラルは、他のプログラミング言語で使用する定数に似ています。
識別子は、モデル内のノードまたは属性を識別します。文字で始まる一連の文字と数字を使用します。
識別子はパラメータを識別することもできます。イテレータ文で使用できます。各パラメータの名前にプレフィクスを付けるには、アンパサンド(&)を使用します。
CDLはセパレータを使用して、コードをスキャンして読み取るのに役立ちます。また、CDLはセパレータを使用してトークン間の境界を確立し、それらをグループ化してコードの構造を維持します。各セパレータは、文間のセミコロンや式を囲むカッコなどの単一の文字です。